宇宙天気ニュース |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 5/28 12:39 更新 太陽風の速度が600km/秒に高まっています。磁気圏の活動も強まっています。 担当 篠原 今日未明から太陽風の速度が上昇を始め、 430km/秒と平均的な速さから、 今朝、28日9時(世界時28日0時)頃には 600km/秒まで高まって高速の風に変わっています。 磁場強度も、6nTと平均的な状態から一段上がり、 10nT前後に強まっています。 SDO衛星AIA193で太陽の南西の端(右下)近くに達している コロナホールの影響がやって来た様です。 速度の高まりはどの様に推移するでしょうか。 注目して下さい。 太陽風磁場の南北成分は、 南向きにやや強まる変化が発生しています。 磁気圏の活動も強まっていて、 AE指数では1300nTの大きい変化も発生しています。 現在は太陽風の速度が高まっているので、 磁気圏の活動はより強まり易い状態です。 太陽のX線グラフは、 昨夕、27日17時(世界時27日8時)頃から 緩やかな高まりが発生して、 C5.0の小規模フレアになっています。 この変化は、北東(左上)の端近くの 4100黒点群付近で発生しています。 この活動に伴って、CME(コロナ質量放出)が 太陽の左上に広がっています。 横向きの噴出なので、地球への影響はないでしょう。 ![]() 太陽の左上へ広がるCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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