宇宙天気ニュース

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

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Y. Obana
最新状況 (19:21)
今日、C5.7の小規模フレアが発生しました。
また、M3.0の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/13 15:43 C5.7
14:20 C4.1
13:33 C2.5
04:40 C5.7
10/12 16:26 C4.5
13:30 C5.7
12:26 C5.3
07:48 M1.0
00:51 M2.1
10/11 22:55 C3.7
19:15 C3.9
14:05 C2.4
13:28 C2.7
12:24 C4.0
06:01 M3.0
01:53 M1.0
00:12 C5.6

黒点 10/13 (NOAA)
磁場 フレア
3848 4 βγ C6
3849 19 βγ C4
3850 3 α C6
3852 8 βδ C4
3854 11 βγ M2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
19:10 496 +0.4
-2 h 512 +1.1
-4 h 501 +1.1
-6 h 544 +1.2
-8 h 520 +1.0
-10 h 551 +0.5
-12 h 550 +2.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
18:30 -32 -/ -
-2 h -36 -/ -
-4 h -34 -/ -
-6 h -38 -/ -
-8 h -40 -/ -
-10 h -37 -/ -
-12 h -40 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^2
10/13 0.6 8x10^2
10/12 2.4 7x10^2
10/11 1810.0 9x10^2
10/10 1370.0 1x10^3
10/ 9 1070.0 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/10/ 8 10:27 X2.1の大規模フレアが発生しました。太陽風磁場が南向きに強まって、磁気圏の活動が強まっています。
2024/10/ 9 11:27 紫金山・アトラス彗星が進んでいます。X1.8の大規模フレアが発生しました。
2024/10/10 11:30 X1.8大規模フレアのCMEによる太陽風の乱れは地球に向かっています。
2024/10/11 12:23 太陽風の乱れが到来し、磁場が南向きに強まって磁気圏の活動が激しくなっています。
2024/10/12 11:53 高速の太陽風は続いていますが、磁気圏は穏やかになっています。

2024/10/13 10:11 更新
高速の太陽風が続いていますが、速度は次第に低下しています。

担当 篠原

太陽風の速度は、600km/秒から530km/秒へ次第に低下しています。
高速の状態は続いていますが、
速度の高まりは落ち着きつつあります。
磁場強度も10nTから4nTへ下がり、
こちらは平均的な値に戻っています。

太陽風磁場の南北成分は、北寄りの状態が続いています。
このため磁気圏は比較的穏やかに推移しています。
その中で、磁場が一時的に南向きに強まった時間帯があり、
AE指数に1800nTの激しい変化が発生しています。

この後、太陽風は穏やかな状態になりそうです。


太陽は、C4〜5台の小規模フレアが数回発生する程度で、
全体としては比較的穏やかに推移しています。

太陽の東側は黒点も少なく、
この後太陽はしばらく穏やかになるかもしれません。


紫金山・アトラス彗星は、
SOHO衛星LASCO C3では尾だけが残って見えていますが、
尾が太陽に近づいて来たため、
C2でも右上の方に微かに見えるようになっています。

昨夕には、各地で彗星が観測されている様です。
私も挑戦してみたいと思っています。



尾だけが残って見えている紫金山・アトラス彗星。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。