宇宙天気ニュース |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 4/21 12:24 更新 太陽風の磁場強度が強まっています。高速太陽風が始まるかもしれません。 担当 篠原 太陽風は、速度は400km/秒と平均的な状態ですが、 今日未明から磁場強度が強まり始め、 7nTの状態から、現在は18nTに強まっています。 SDO衛星AIA193で注目していた 南半球のコロナホールの影響が近付いているのかもしれません。 この後、速度が高まり始める可能性があります。 注目して下さい。 太陽風磁場の南北成分は、0nT付近で推移していましたが、 磁場が強まり始めた頃から南北に大きく変化するようになり、 -10nT程度の強い南向きの変化が度々発生しています。 速度が高まっていないため磁気圏への影響は限定的ですが、 AE指数は500〜700nTの中規模の変化が発生しています。 この後、太陽風の速度が高まると、 磁場が南向きになった時の磁気圏への影響は大きくなります。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、 南半球のコロナホールは、左端が中心線に近付いています。 高速太陽風が到来した場合、 5〜6日後くらいまで続くかもしれません。 太陽は、南東の端(左下)で、 昨夜、20日20時半(世界時20日11時半)に、 M1.0の中規模フレアが発生しました。 現在の可視光写真では、黒点が見えています。
(c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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