宇宙天気ニュース |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 1/16 12:51 更新 太陽風は高速になり、磁気圏の活動も高まっています。アトラス彗星はLASCO C3を通り過ぎました。 担当 篠原 アトラス彗星は、SOHO衛星LASCO C3の画面の左側に出て行きました。 見え始めた11日からの動画を掲載します。 また、太陽を地球よりも30度ほど右側から観測している STEREO Ahead衛星のHI1でもアトラス彗星が撮影されていて、 14日の画像だけですが、動画を掲載します。 太陽風は、460km/秒から50km/秒へ速度が上がり、 高速の状態に変わっています。 磁場強度は、グラフでは見にくくなっていますが、 8nTから5nTへ下がっています。 SDO衛星AIA193で太陽の中心部に見えていた コロナホールの影響が始まったのかもしれません。 磁場の南北成分は、 南寄りになったり、北寄りになったりしています。 南寄りになったところで磁気圏の活動が高まり、 AE指数は500nT程度の中規模の変化が繰り返し発生しています。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールは太陽の南東側にも伸びています。 太陽風速度の高まりは、5〜6日後くらいまで続くかもしれません。 太陽は、南東側(左下)の3961黒点群や、 北東側(左上)の3962群が良く見えるようになっています。 3961群でC6.3、 3962群でC3.6、C3.4の小規模フレアが起きていますが、 特に活動的という様子ではありません。 (c) SOHO衛星LASCO C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽を30度ほど右側から観測しているSTEREO Ahead衛星によるアトラス彗星。 (c) STEREO Ahead衛星HI1 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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