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宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:43)
今日、M2.4の中規模フレアが発生しました。
また、M8.1の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/ 8 11:50 C3.6
10:39 C2.7
09:33 M2.0
08:56 M2.4
07:56 C3.7
07:32 C6.7
06:17 C5.4
05:41 C6.3
04:04 C3.7
02:23 C4.9
12/ 7 22:22 C3.4
20:53 C7.5
19:11 C2.7
18:52 C3.3
18:33 C2.8
16:57 C3.4
16:33 C4.4
05:31 M8.1
04:01 M1.1
12/ 6 18:38 C3.6
11:58 C6.4
10:15 C5.7
07:39 C5.2
05:01 C3.8
01:16 C4.3

黒点 12/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
4294 34 βγδ M2
4295 1 α ---
4296 12 β C5
4298 1 α C7
4299 10 βδ M8
4300 1 α ---
4303 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:36 412 +2.6
-2 h 420 +1.8
-4 h 426 +3.7
-6 h 439 +5.4
-8 h 463 +7.0
-10 h 474 +6.9
-12 h 480 +6.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -8 -/ -
-2 h -5 -/ -
-4 h -6 -/ -
-6 h -5 -/ -
-8 h -5 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -15 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 1x10^3
12/ 8 0.7 2x10^3
12/ 7 1.0 4x10^3
12/ 6 0.3 2x10^3
12/ 5 0.3 9x10^2
12/ 4 0.4 5x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
GOES SUVI (NOAA)
LASCO (SOHO)
CCOR-1 (GOES)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/12/ 3 13:20 太陽風は平均的な状態です。コロナホールの影響が始まりそうです。
2025/12/ 4 12:23 高速太陽風が到来して、速度は650km/秒に高まっています。11月の黒点相対数は 91.8 でした。
2025/12/ 5 12:53 太陽風は、620km/秒と高速の状態が続いています。
2025/12/ 6 12:52 太陽風の速度は700km/秒に高まっています。磁気圏もある程度活動的です。
2025/12/ 7 12:47 太陽風は600km/秒と高速の状態が続いています。M8.1の中規模フレアが発生しました。
最新のニュース

2025/12/ 8 12:43 更新
太陽風は、400km/秒と平均的な速度に戻っています。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日のニュース以降は低下が続き、
600km/秒と高速の状態から、
現在は400km/秒と平均的な速さに戻っています。
磁場強度は、6nTから7nTへ少し上がっています。

磁場の南北成分は、北寄りになっています。
磁気圏は穏やかになっていて、
AE指数は、グラフの後半は変化が見られなくなっています。

GOES衛星SUVI 195では、
北東の端(左上)にコロナホールが微かに見えている程度です。
CME(コロナ質量放出)の影響を除くと、
太陽風は穏やかに推移しそうです。


昨日、8日の朝に4299黒点群で発生した、
M1.1とM8.1の中規模フレアの時に発生した
CMEによる太陽風の乱れについて、
NOAA/SWPCの予報が公開されています。

これによると、太陽風の乱れは、
明日の午後、9日15時(世界時9日6時)頃に
地球に到来する可能性があるとのことです。

この場合、フレアの発生から2日半ほどかかることになり、
速度の高まりは、普通の高速風くらいになりそうです
磁場が大きく強まって、南向きに変化すると磁気圏の活動は活発になります。
どの様な乱れが到来するか、注目して下さい。

太陽は、中心部北側の4299群でM2.4、
南西(右下)の4294群でM2.0の中規模フレアが発生しています。

4294群は、左の4296群とともに、
Cクラスの小規模フレアを頻繁に起こしています。
フレアの規模が大きくなる様であれば、注目して下さい。



CMEによる太陽風の乱れは、9日15時(世界時9日6時)頃に到来する可能性があります。
(c) WSA-ENLIL太陽風予報 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


GOES衛星のSUVI 195カメラによる太陽コロナの様子
(c) NOAA/SWPC



SDO衛星による太陽の可視光写真(SOHO衛星の画像ページより取得)。
マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。