/ /
過去記事表示


宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:46)
昨日、M2.1の中規模フレアが、一昨日もM4.7の中規模フレアが発生しています。
太陽風南向き磁場が非常に強まっています。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/17 --- ---
5/16 12:52 C2.3
12:11 C1.7
09:45 C3.5
07:14 C9.7
02:10 M2.1
00:18 C3.6
5/15 02:46 M4.7

黒点  5/17 (NOAA)
磁場 フレア
4087 10 βγδ M5
4088 1 α C1
4089 3 β C2
4090 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:36 445 -9.9
-2 h 430 -8.0
-4 h 419 -4.1
-6 h 407 -4.2
-8 h 427 -2.4
-10 h 422 -0.3
-12 h 401 -1.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
09:30 -58 -/ -
-2 h -32 -/ -
-4 h -14 -/ -
-6 h -3 -/ -
-8 h -1 -/ -
-10 h -7 -/ -
-12 h -7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 6x10^2
5/17 0.2 1x10^3
5/16 0.3 9x10^2
5/15 0.4 7x10^2
5/14 5.9 7x10^2
5/13 0.2 6x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 5/12 12:45 太陽風は平均的な速度が続いています。M1.9の中規模フレアが発生しました。
2025/ 5/13 13:07 太陽風は平均的な速度が続いています。磁気圏はとても穏やかです。
2025/ 5/14 12:33 X1.2の大規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な速度です。
2025/ 5/15 12:45 X2.7の大規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2025/ 5/16 13:22 M2.1の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
最新のニュース

2025/ 5/17 09:46 更新
太陽風は平均的な速度ですが、磁場が強まっています。太陽は穏やかです。

担当 篠原

太陽風は、420km/秒前後と平均的な速度が続いています。
磁場強度も、前半は6nTと平均的な値でしたが、
後半から強まり始め、最後は15nTに強まっています。

27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風は4月20日から磁場が強まり始め、
4月21日から速度が高まっています。
この変化が少し早めに回帰しているのでしょうか。
この後の変化に注目して下さい。

太陽風磁場の南北成分は南寄りの傾向が続き、
-5nT程度の変化から、最後は-10nTに南向きが強まっています。
速度が高まっていないこともあり、ここまでの影響は限定的で、
AE指数は300〜500nT程度の小規模の変化が続いていました。
しかし、AE指数の最後で、
1000nTの大きい変化が発生しています。
この後はどうなるでしょうか。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真は、
南半球側にコロナホールが大きく広がっていて、
先頭(右端)が南西側(右下)に進んでいます。

今後、この領域から吹き出している高速の太陽風が
地球にやって来ると思われます。
注目して下さい。


太陽は、フレアの発生が少なくなり、穏やかな状態です。
X線グラフは、全体の強度も下がっています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。