ニュース発行時の
|
宇宙天気概況
|
|
Y. Obana
|
最新状況 (12:58)
|
太陽フレアは静かです。 |
太陽風の速度がやや高くなっています。 |
磁気圏は静かです。 |
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。 |
|
|
|
発生日 |
JST |
検出 |
3/ 7 |
--- |
--- |
3/ 6 |
--- |
--- |
3/ 5 |
--- |
--- |
|
|
|
|
|
|
時刻 JST |
速度 km/s |
南北磁場 nT |
12:45 |
535 |
+1.1 |
-2 h |
540 |
+2.3 |
-4 h |
538 |
+0.5 |
-6 h |
527 |
+2.6 |
-8 h |
533 |
-0.9 |
-10 h |
546 |
+0.2 |
-12 h |
572 |
+0.5 |
|
|
|
時刻 JST |
Dst nT |
nT |
12:30 |
-26 |
-/ - |
-2 h |
-14 |
-/ - |
-4 h |
-4 |
-/ - |
-6 h |
-10 |
-/ - |
-8 h |
-10 |
-/ - |
-10 h |
-11 |
-/ - |
-12 h |
-12 |
-/ - |
|
|
|
時刻 JST |
プロトン 10MeV |
電子 2MeV |
最新 |
0.5 → |
1x10^2 |
3/ 7 |
0.7 |
2x10^3 |
3/ 6 |
0.7 |
6x10^3 |
3/ 5 |
0.7 |
7x10^3 |
3/ 4 |
0.7 |
7x10^3 |
3/ 3 |
0.7 |
4x10^3 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
- これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧 ・ 全リスト)
- 2021/ 3/ 2 13:50 太陽風は一時的に高速風になり、磁気圏の活動も活発になりました。
- 2021/ 3/ 3 12:01 太陽風は650km/秒の高速風になり、磁気圏の活動も高まっています。
- 2021/ 3/ 4 13:04 高速の太陽風が続いています。磁気圏の活動は少し落ち着いています。
- 2021/ 3/ 5 12:23 太陽風は平均的な状態に戻っています。磁気圏も穏やかです。
- 2021/ 3/ 6 12:41 これから太陽風の速度が上昇するかもしれません。
- 最新のニュース
2021/ 3/ 7 12:58 更新
550km/秒の高速太陽風が到来しています。2806黒点群が再び現れています。
担当 篠原
昨日のニュースの直後から太陽風の速度は上昇を始めて、
一気に550km/秒へ高まり、
現在まで高速の状態が続いています。
反対に、10nTに強まっていた磁場強度は5nTへ下がり、
平均的な値に戻っています。
磁場の南北成分は、弱い北寄りの傾向になっています。
このため、速度は上昇しましたが、
磁気圏の活動はあまり高まらず、
AE指数は、300〜600nTの中規模の変化が
時々発生している程度です。
磁場強度はグラフの最後では4nTに下がっています。
この後、南北成分が南寄りに変わった場合でも、
磁気圏の活動の高まりは限定的になりそうです。
27日周期の図を見ると、
前周期の高速風は3日ほど続いています。
今回はどのくらいになるでしょうか。
太陽では、南西に進んでいた2806黒点群の領域に
再び黒点が出現しています。
X線グラフは、
Bクラスの小さいフレアが発生するようになっています。
この後の活動規模の推移に注目して下さい。
SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)

SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)

DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース

AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC


27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線 ○はM以上 |
太陽風速度 km/sec |
セクター φ (度) |
IMF Bz,Bt nT |
沖縄変動 nT |
沖縄短期変動 nT |
静止軌道電子 /cm^2 s sr |
|
 |
|
太陽X線 ○はM以上 |
太陽風速度 km/sec |
セクター φ (度) |
IMF Bz,Bt nT |
沖縄変動 nT |
沖縄短期変動 nT |
静止軌道電子 /cm^2 s sr |
|
 |
|
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース

|