宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 5/27 13:17 更新 M2.9とM1.4の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な速度です。 担当 篠原 4098黒点群は、太陽の南西の端(右下)に達しました。 昨日のニュース以降は、C6.5の小規模フレア、 M2.9の中規模フレア、C9.8の小規模フレアなどを起こしています。 この後、太陽の向こう側へ回って行きます。 一方、北東の端(左上)に4100黒点群が現れています。 上記のM2.9のすぐ後に、 この領域でM1.4の中規模フレアが発生しています。 2つのフレアの様子を、GOES衛星SUVI 131の動画で紹介します。 4100群はこの後どの様な活動を起こすでしょうか。 太陽風の速度は、450km/秒から420km/秒へ少し下がっています。 平均的な状態です。 磁場強度は、9nTから2nTへ一旦下がり、 その後7nTくらいに戻っています。 磁場が弱まる変化の後、 磁場の南北成分が南寄りで変化する様になっています。 -3nT程度と変化は小幅ですが、 AE指数では、500nT程度の変化が見られる様になっています。 SDO衛星AIA193では、 細長いコロナホールが北東の端から中心部へ斜めに伸びています。 幅は狭いですが、3日後くらいに太陽風への影響は見られるでしょうか。
(c) GOES衛星SUVI 131 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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