宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 5/22 13:11 更新 太陽風の速度は550km/秒に少し下がりましたが、高速の状態は続いています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の午後に650km/秒まで高まり、 半日ほどこの状態が続いた後、少し低下して、 現在は550〜580km/秒で推移しています。 高速の状態は続いていますが、 高まりは少し落ち着いています。 太陽風磁場の南北成分は、6〜7nTで推移しています。 こちらは平均的な状態に戻っている様です。 磁場の南北成分は、0nT付近か弱い北寄りです。 速度は高まっていますが、磁気圏の活動は下がっていて、 AE指数は、グラフの途中から 300nT程度の小規模の変化が見られる程度になっています。 SDO衛星AIA193では、 南半球のコロナホールは、 太陽の中心線を挟んで東西に広がっています。 この領域の影響は、もう1週間くらい続くかもしれません。 太陽は、南西(右下)の4095黒点群で C2.6の小規模フレアが発生した程度で、 活動は穏やかになっています。 昨日のニュースで注目していた 北西(右上)の4087群と南東(左下)の4093群は、 その後は静かになっています。
(c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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