宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:27)
昨日、M3.1の中規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/20 --- ---
5/19 17:15 M3.1
13:22 C2.4
5/18 04:31 C2.2

黒点  5/20 (NOAA)
磁場 フレア
4087 3 βδ ---
4089 6 β C1
4090 3 α ---
4091 3 β ---
4092 1 α C2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 483 -3.0
-2 h 480 -0.3
-4 h 491 +4.5
-6 h 496 +5.0
-8 h 500 +3.5
-10 h 487 +1.0
-12 h 505 -2.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 10 -/ -
-2 h 5 -/ -
-4 h -4 -/ -
-6 h 1 -/ -
-8 h 2 -/ -
-10 h -4 -/ -
-12 h -6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^3
5/20 0.3 5x10^3
5/19 0.3 3x10^3
5/18 0.3 1x10^3
5/17 0.2 1x10^3
5/16 0.3 9x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
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黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
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SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
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衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 5/15 12:45 X2.7の大規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2025/ 5/16 13:22 M2.1の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2025/ 5/17 09:46 太陽風は平均的な速度ですが、磁場が強まっています。太陽は穏やかです。
2025/ 5/18 12:18 太陽風の速度は700km/秒に高まっています。磁気圏活動もある程度強まっています。
2025/ 5/19 13:59 太陽風の速度は550km/秒に下がりました。高速の状態は続いています。
最新のニュース

2025/ 5/20 13:27 更新
太陽風はやや高速に少し下がっています。磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、550km/秒から480km/秒へ下がり、
やや高速くらいに下がっています。
磁場強度は、6nTから7nTへ少し上がっています。

磁場の南北成分は、北寄りの状態が続いて、
グラフの最後で南向きの変化が発生しています。
この後、傾向が変わるでしょうか。

磁気圏は穏やかになっていて、
AE指数は、後半は変化がなくなっています。
太陽風磁場の後半の南向きの変化の影響が、
この後見られるかもしれません。

SDO衛星AIA193では、
南半球の広いコロナホールが南西側へ進んでいます。
この領域の影響で太陽風の速度は再び高まるでしょうか。
この後の変化に注目して下さい。


太陽では、昨夕、19日17時(世界時19日8時)に、
北東の端(左上)でM3.2の中規模フレアが発生しました。
現在の可視光斜視では、小さい黒点が見えています。

その後は目立った活動はなく、太陽は穏やかです。




北東の端で発生したM3.2の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。