宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 5/19 13:59 更新 太陽風の速度は550km/秒に下がりました。高速の状態は続いています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨夕、18日17時(世界時18日8時)頃までは 700km/秒で推移していましたが、 そこから低下して、 18日23時(世界時18日14時)頃に600km/秒になり、 更にグラフの最後でもう一段下がって、 現在は550km/秒です。 高速の状態は続いていますが、速度の高まりは落ち着いています。 太陽風の磁場強度は、10nTから5nTへ下がり、 こちらは平均的な状態に戻っています。 磁場の南北成分は、0nTを挟んで南北に変化しています。 磁気圏はある程度活発な状態が続いていて、 AE指数は、500〜700nTの中規模の変化が度々発生しています。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中心部南側にコロナホールが大きく広がっています。 この広がりの影響で速度が再び高まる様な変化が見られるでしょうか。 引き続き注目してください。 太陽は、今朝、19日5時(世界時18日20時)頃から、 北側でフィラメント噴出が発生しています。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 フレアの活動は穏やかで、 X線グラフの最後でC2.3の小規模フレアが発生した程度です。 ![]() 太陽の北側で発生したフィラメント噴出。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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