宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 5/21 09:48 更新 太陽風の速度は600km/秒に高まり、コロナホールの影響が強まっています。 担当 篠原 宇宙天気の話題ではありませんが、 1週間ほど前の5月13日から、 SOHO衛星LASCO C3でプレアデス星団が見える様になっていて、 ちょうど写真の真ん中に来ています。 プレアデス星団が進む様子を動画で紹介します。 毎年この時期にC3で見ることができるので、楽しみに待っています。 もう1週間ほどで視野から外れていきます。 NOAA/SWPCのページで、リアルタイムの様子をご覧下さいい。 昨日の午後から太陽風の速度が上昇を始めて、 500km/秒台の高速風になり、 さらに高まって、現在は600km/秒に達しています。 磁場強度は、7nTから10nTに強まり、 その後8nTに少し下がっています。 やや強まった状態です。 SDO衛星AIA193の南半球に広がる 大きいコロナホールの影響が強まった様です。 現在の写真では、南西(右下)から南東(左下)に長く伸びています。 高速風は1週間くらい続くかもしれません。 注目して下さい。 太陽風磁場の南北成分は、0nT付近で変化していて、 弱い南向きが発生している程度です。 磁気圏の活動はある程度強まっていて、 AE指数は、500nTの中規模の変化が 時間をおいて度々発生しています。 現在は速度が高まっているので、磁気圏活動は強まり易い状態です。 磁場の南向きの変化に注目して下さい。 太陽では、今朝、21日9時(世界時21日0時)に、 北西(右上)の4087黒点群で、M1.2の中規模フレアが発生しました。 4087群は、世界時15日のM2.1、C9.6以降は穏やかだったのですが、 久しぶりに目立つフレアを起こしています。 また、南東の4093群で C2〜5の小規模フレアが数回発生しています。 この後、活動の規模が大きくなるでしょうか。
(c) SOHO衛星LASCO C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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