宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:47)
今日、M5.0の中規模フレアが発生しました。
また、X1.5の大規模フレアが昨日発生しています。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/31 12:16 C4.8
11:46 C5.0
10:15 C7.1
09:05 C7.2
07:35 M1.0
06:51 C7.4
06:30 C6.5
05:25 C5.5
05:00 C5.9
03:18 M1.6
02:16 M1.6
01:49 M5.0
12/30 23:37 M3.5
22:48 C6.0
19:03 M1.7
17:45 M1.7
17:21 M1.4
15:13 M3.5
13:28 X1.1
13:03 X1.5
11:50 M1.7
11:09 C7.3
10:50 C7.0
10:26 C7.9
09:37 M1.7
09:01 C7.3
08:24 M1.9
07:49 C8.4
06:46 M1.5
05:33 M1.1
05:00 C8.7
03:29 M3.3
02:46 M1.5
02:00 M3.3
00:04 M7.1
12/29 23:08 M1.2
21:45 M1.3
21:18 M1.6
19:30 M2.6
16:55 M4.1
15:50 X1.1
14:41 M3.5
14:15 M3.1
13:18 M2.0
12:58 M1.2
12:26 M1.3
11:31 M1.3
09:30 C9.1
08:00 C6.7
07:08 M1.2
06:30 C7.2
00:48 C6.2
00:14 M1.3

黒点 12/31 (NOAA)
磁場 フレア
3928 1 α ---
3932 4 β X1
3933 5 βγ M3
3935 1 α ---
3936 22 βγδ X2
3937 1 α ---
3938 12 βγ M3
3939 12 β M4
3941 13 βδ M1
3942 1 α ---
3943 1 α C6

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:36 349 -3.6
-2 h 337 +1.7
-4 h 327 +1.5
-6 h 331 +3.9
-8 h 343 -4.4
-10 h 332 -1.7
-12 h 328 +0.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 7 -/ -
-2 h 11 -/ -
-4 h 13 -/ -
-6 h 9 -/ -
-8 h 9 -/ -
-10 h 4 -/ -
-12 h 3 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 6x10^1
12/31 0.5 4x10^2
12/30 0.5 4x10^2
12/29 0.7 1x10^3
12/28 0.7 1x10^3
12/27 1.1 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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Canada (AuroraMAX)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/12/26 13:40 太陽風は平均的な速度に戻っています。アイスランドのオーロラをどうぞ。
2024/12/27 12:04 太陽風は速度が下がり、低速になっています。アイスランドのオーロラをどうぞ。
2024/12/28 12:46 太陽風はより低速になっています。アイスランドのオーロラをどうぞ。
2024/12/29 12:21 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。アイスランドのオーロラをどうぞ。
2024/12/30 12:11 X1.1の大規模フレアなどフレアの発生が増え、CMEも噴出しています。
最新のニュース

2024/12/31 12:47 更新
太陽風は低速の風が続いています。CMEによる太陽風の乱れが近付いています。

担当 篠原

昨日のニュースでお知らせした、
29日に発生した2つのCME(コロナ質量放出)による
太陽風の乱れの到来時刻について、
NOAA/SWPCの予報が更新されて、
1つめの乱れは、明日未明、1月1日2時(世界時31日17時)に、
2つめは、明日の夜、1日19時(世界時1日10時)頃に
地球に到来する可能性があるとのことです。

この場合、発生から到来まで2日半ほどかかるので、
やって来る乱れは普通の高速風くらいになりそうです。
新年早々にオーロラ活動の高まりが見られるかもしれません。
今後の太陽風の変化に注目して下さい。

太陽では、活発な活動が続いています。
昨日の昼、30日13時(世界時30日4時)に3936黒点群でX1.5、
その直後、30日13時半(世界時30日4時半)には、3932群でX1.1と、
大規模フレアが2つ連続で発生しています。
GOES衛星SUVI 131の動画を掲載します。

その後も、3936群では、M3.5、M3.5、M5.0などと
中規模フレアが続いています。
領域としては、北西の端(右上)に近付いているので、
地球への影響は小さくなる傾向です。

一方、CMEを起こした3939群は中心付近に見えていて、
フレアの発生はやや少なくなっていますが、
引き続き注目してください。


太陽風は、速度は330km/秒と低速で推移しています。
グラフの最後で360km/秒に少し上がっていますが、
この後はどうなるでしょうか。

磁場強度は、7〜8nTと少し強まっています。
磁場の南北成分は、グラフの中盤にかけて南寄りで推移しています。
速度は下がっていますが、磁気圏ではある程度の活動が発生していて、
AE指数は400nTの小規模の変化が度々発生しています。

太陽風のグラフの後半で、
磁場の南北成分は弱い北寄りになっていますが、
最後は再び南向きに変化しています。
この後はどうなるでしょうか。




今日は太陽の写真を撮影することができました。
穏やかな2024年最後の1日になっています。
この後、新年早々に太陽風の乱れはやって来るでしょうか。
どうぞ来年も宇宙天気ニュースをよろしくお願い致します。



CMEによる太陽風の乱れは、1月1日2時(世界時31日17時)と1日19時(世界時1日10時)頃に到来する可能性があります。
(c) NOAA/SWPC


北西の3936群でX1.5、南西の3932群でX1.1の大規模フレアが発生しました。
(c) GOES衛星SUVI 131 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


GOES衛星SUVI 195による太陽コロナの様子。
(c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA)


31日11時(世界時31日2時)に福岡で撮影した太陽。
(c) 宇宙天気ニュース


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。