宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:40)
今日、M7.4の中規模フレアが発生しました。
また、M4.9の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/26 11:54 M7.4
09:01 M3.1
08:16 C4.7
05:34 C5.3
03:38 C5.1
00:06 C4.5
12/25 13:45 M4.9
13:16 M2.8
09:22 C6.9
07:25 M1.2
06:37 C5.7
05:18 M1.0
04:31 C6.6
03:20 M1.1
01:28 M1.3
01:02 C5.3
00:08 C8.5
12/24 23:52 C4.2
23:03 M1.1
22:11 C5.9
20:27 C6.5
18:30 C9.0
17:29 M4.1
10:51 M1.0
08:50 M4.8
08:01 C5.6

黒点 12/26 (NOAA)
磁場 フレア
3926 1 α ---
3927 2 α ---
3928 26 βγ C7
3932 34 βγ M5
3933 18 βγδ M7
3934 1 α ---
3935 2 β ---
3936 9 β C9
3937 1 α ---
3938 12 βγ M3
3939 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:36 403 +0.5
-2 h 421 -0.5
-4 h 428 +0.8
-6 h 438 +0.5
-8 h 447 +0.2
-10 h 458 +0.0
-12 h 482 +0.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -2 -/ -
-2 h -1 -/ -
-4 h -3 -/ -
-6 h -3 -/ -
-8 h -2 -/ -
-10 h -1 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 1.1 4x10^2
12/26 1.3 1x10^3
12/25 2.1 2x10^3
12/24 3.1 3x10^3
12/23 4.5 2x10^3
12/22 5.2 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/12/21 10:29 太陽風はやや高速です。磁気圏の活動もやや高まっています。
2024/12/22 10:33 太陽風の速度が550km/秒に高まっています。
2024/12/23 13:12 高速の太陽風が続いています。アイスランドのオーロラをどうぞ。
2024/12/24 11:30 M8.9の中規模フレアが発生し、CMEによる太陽風の乱れが到来しそうです。
2024/12/25 12:17 23日のCMEによる太陽風の乱れが近付いています。アイスランドのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2024/12/26 13:40 更新
太陽風は平均的な速度に戻っています。アイスランドのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

藤井哲也さんによる、アイスランドのオーロラ写真の続きです。
昨日と同じ12月23日に撮影されたオーロラを紹介します。

時刻はほぼ同じですが、こちらは西の空を撮影しています。
低空でオーロラの光と重なって、こと座が、
その左上には、はくちょう座が見えています。
夏の天の川と斜めに重なる様にオーロラが光っている感じでしょうか。

昨日の写真のオーロラとは反対側の空に、
このオーロラが輝いていたということになります。
その様子を、全天カメラの写真で明日紹介します。



太陽風は、速度が500km/秒から400km/秒へゆっくり低下して、
平均的な速さに戻っています。
23日夜のCME(コロナ質量放出)による太陽風の乱れは、
まだ到来していません。
NOAA/SWPCの予報よりも遅れている様です。
磁場強度は5nTから3nTへ下がり、やや弱い状態です。

磁場の南北成分は、グラフの初めは北寄りで、
中盤以降は0nT付近で小さく変化しています。
磁気圏は穏やかで、AE指数は変化が小さくなっています。

太陽風の乱れはどのタイミングでやって来るでしょうか。
引き続き注目してください。


太陽は、26日9時(世界時26日0時)にM3.0、
26日12時(世界時26日3時)にM7.3の
中規模フレアが発生しています。

NOAA/SWPCの発表では、
M3.0は、北東側(左上)の3938黒点群、
M7.3は、中心部南西側(右下)の3933群で
発生したと記録されています。

GOES衛星SUVI 131の動画を見ると、
M3.0では、初めに中心部北東側の3936群でフレアが始まり、
直後に3938群で輝きが発生しています。
また、M7.3では、初めに3933群でフレアが始まって、
その後に3938群で輝きが発生しています。
どちらも2つのフレアが重なった変化になった様です。



アイスランド北東部のミーヴァトン湖畔で、現地12月23日19時55分(世界時と同じ)に撮影されたオーロラ。
(c) 藤井哲也氏


アイスランド北東部のミーヴァトン湖畔で、現地12月23日19時57分(世界時と同じ)に撮影されたオーロラ。
(c) 藤井哲也氏


アイスランド北東部のミーヴァトン湖畔で、現地12月23日19時59分(世界時と同じ)に撮影されたオーロラ。
(c) 藤井哲也氏


M3.0とM7.3の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


GOES衛星SUVI 195による太陽コロナの様子。
(c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA)


26日12時半(世界時26日3時半)に鹿児島で撮影した太陽。
(c) 宇宙天気ニュース


ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。