宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:33)
今日、C9.5の小規模フレアが発生しました。
また、M3.8の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線がやや強くなっています。放射線帯電子は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/22 08:01 C9.5
07:02 C6.7
06:06 C5.1
05:49 C7.2
05:15 C8.3
12/21 20:27 C3.6
16:18 C4.5
13:09 C5.2
09:35 M1.9
07:37 C4.8
01:46 C4.5
12/20 20:15 M2.5
19:19 C2.9
18:51 C9.4
17:55 C9.4
16:19 M2.1
15:54 C3.0
12:48 C3.8
06:17 C3.4
03:56 M1.7
02:48 C7.2
02:05 C5.9
00:29 M3.8
00:03 C5.9

黒点 12/22 (NOAA)
磁場 フレア
3922 5 β ---
3926 2 α ---
3927 1 α C8
3928 12 β M4
3929 1 α C5
3930 5 β C7
3931 3 β ---
3932 12 β M2
3933 7 β ---
3934 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:38 576 +3.8
-2 h 543 +0.7
-4 h 559 +2.9
-6 h 526 -1.7
-8 h 537 -1.0
-10 h 510 +0.5
-12 h 505 +2.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
09:30 -8 -/ -
-2 h -9 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -12 -/ -
-12 h 2 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
陽子
10MeV
電子
2MeV
最新 3.6 1x10^3
12/22 5.2 2x10^3
12/21 3.6 7x10^2
12/20 0.5 7x10^2
12/19 0.3 1x10^3
12/18 0.7 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/12/17 12:34 太陽風磁場が南向きで推移して、磁気圏の活動が強まっています。
2024/12/18 11:37 太陽風の急な乱れが到来しました。磁気圏活動は一時的な強まり程度です。
2024/12/19 12:49 高速の太陽風が続いています。磁気圏活動も発生しています。
2024/12/20 12:17 太陽風は平均的な速度に戻っています。太陽の向こう側でCMEが発生しました。
2024/12/21 10:29 太陽風はやや高速です。磁気圏の活動もやや高まっています。
最新のニュース

2024/12/22 10:33 更新
太陽風の速度が550km/秒に高まっています。

担当 篠原

太陽風は、昨日の昼過ぎに速度が500km/秒に高まり、
その後もゆっくりと上昇して、
550km/秒の高速の状態になっています。
磁場強度は、8〜9nTとやや強まった状態が続いています。

GOES衛星SUVI 195の南西側(右下)に見える、
小さめのコロナホールの影響が来ているのでしょうか。
この後、速度の高まりがどの様に推移するか注目して下さい。

磁場の南北成分は、小刻みに南北に変化しています。
AE指数は小規模の変化が続いていて、
一時的に1000nTに達する大きい変化も発生しています。

太陽風の速度が高まっているので、
磁場の南向きの変化が続くと、
磁気圏活動の高まりも続きそうです。


太陽は、南東側(左下)の3927黒点群でC8.3、
3928群でC5.0 、3932群でC9.5
などの小規模フレアが発生しています。
引き続き注目してください。

また、太陽の北東の端(左上)の向こう側で、
今朝、22日5時(世界時21日20時)頃に
ある程度の規模のフレアが発生した様で、
SOHO衛星LASCO C2、C3で、
太陽の左上に飛び出すCME(コロナ質量放出)が観測されています。



太陽の北東の端の向こう側で発生したCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


GOES衛星SUVI 195による太陽コロナの様子。
(c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA)


ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。