宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:04)
今日、C9.6の小規模フレアが発生しました。
また、M7.3の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/27 10:28 C5.3
09:35 C9.0
08:50 C5.0
03:31 C9.6
12/26 21:11 C3.5
16:36 C4.3
11:54 M7.3
09:01 M3.0
08:16 C4.7
05:34 C5.2
03:38 C5.1
00:06 C4.5
12/25 13:45 M4.9
13:16 M2.8
07:25 M1.2
06:37 C5.7
05:18 M1.0
04:31 C6.6
03:20 M1.0
01:29 M1.3
01:02 C5.3
00:08 C8.5

黒点 12/27 (NOAA)
磁場 フレア
3926 1 α ---
3927 1 α ---
3928 16 βγ C7
3932 21 βγδ M5
3933 12 βγ C9
3934 1 α ---
3935 2 β ---
3936 23 β C9
3937 1 α ---
3938 22 βγδ M7
3939 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:56 355 +1.5
-2 h 353 +1.0
-4 h 358 -0.6
-6 h 363 -0.1
-8 h 362 +1.3
-10 h 364 +1.7
-12 h 374 +1.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 6 -/ -
-2 h 5 -/ -
-4 h 12 -/ -
-6 h 16 -/ -
-8 h 12 -/ -
-10 h 5 -/ -
-12 h 11 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 6x10^2
12/27 1.1 1x10^3
12/26 1.3 1x10^3
12/25 2.1 2x10^3
12/24 3.1 3x10^3
12/23 4.5 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/12/22 10:33 太陽風の速度が550km/秒に高まっています。
2024/12/23 13:12 高速の太陽風が続いています。アイスランドのオーロラをどうぞ。
2024/12/24 11:30 M8.9の中規模フレアが発生し、CMEによる太陽風の乱れが到来しそうです。
2024/12/25 12:17 23日のCMEによる太陽風の乱れが近付いています。アイスランドのオーロラをどうぞ。
2024/12/26 13:40 太陽風は平均的な速度に戻っています。アイスランドのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2024/12/27 12:04 更新
太陽風は速度が下がり、低速になっています。アイスランドのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

藤井哲也さんによる、
アイスランドのオーロラ写真を紹介します。
昨日、一昨日の写真と同じ、23日夜に撮影されたオーロラです。

今日は魚眼レンズによる全天の写真ですが、
空を大きくまたいで、オーロラの光の帯が複雑に広がっています。
昨日の写真の約30分後の撮影ですが、
23日のAE指数を見ると、
今日の写真の時間帯にかけて値が次第に大きくなっています。
アイスランドの空でも、
この時間帯にかけてオーロラが次第に強まっていた様です。



太陽風は、速度が400km/秒から350km/秒へゆっくりと下がり、
低速の風に変わっています。
磁場強度は、3〜4nTとやや弱い状態です。

注目していたCME(コロナ質量放出)による太陽風の乱れは、
今のところ到来していません。
速度があまり高まっていなくて、到来が遅れているのかもしれません。
もうしばらく注目して下さい。

太陽風磁場の南北成分は、0nT付近か弱い北寄りです。
磁気圏は穏やかで、AE指数はほとんど変化のない状態です。


太陽は、昨日の2つのMフレアの後は
活動が少なくなりましたが、
今日未明、27日3時半(世界時26日18時半)に、
南東の端近く(左下)の領域でC9.6、
今朝、27日9時半(世界時27日0時半)に、
北東(左上)の3938黒点群でC9.0と、
大きめの小規模フレアが発生しています。



アイスランド北東部のミーヴァトン湖畔で、現地12月23日20時24分(世界時と同じ)に撮影されたオーロラ。
(c) 藤井哲也氏


アイスランド北東部のミーヴァトン湖畔で、現地12月23日20時25分(世界時と同じ)に撮影されたオーロラ。
(c) 藤井哲也氏


アイスランド北東部のミーヴァトン湖畔で、現地12月23日20時29分(世界時と同じ)に撮影されたオーロラ。
(c) 藤井哲也氏


GOES衛星SUVI 195による太陽コロナの様子。
(c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA)


27日9時半(世界時27日0時半)に鹿児島で撮影した太陽。
(c) 宇宙天気ニュース


ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。