宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/12/27 12:04 更新 太陽風は速度が下がり、低速になっています。アイスランドのオーロラをどうぞ。 担当 篠原 藤井哲也さんによる、 アイスランドのオーロラ写真を紹介します。 昨日、一昨日の写真と同じ、23日夜に撮影されたオーロラです。 今日は魚眼レンズによる全天の写真ですが、 空を大きくまたいで、オーロラの光の帯が複雑に広がっています。 昨日の写真の約30分後の撮影ですが、 23日のAE指数を見ると、 今日の写真の時間帯にかけて値が次第に大きくなっています。 アイスランドの空でも、 この時間帯にかけてオーロラが次第に強まっていた様です。 太陽風は、速度が400km/秒から350km/秒へゆっくりと下がり、 低速の風に変わっています。 磁場強度は、3〜4nTとやや弱い状態です。 注目していたCME(コロナ質量放出)による太陽風の乱れは、 今のところ到来していません。 速度があまり高まっていなくて、到来が遅れているのかもしれません。 もうしばらく注目して下さい。 太陽風磁場の南北成分は、0nT付近か弱い北寄りです。 磁気圏は穏やかで、AE指数はほとんど変化のない状態です。 太陽は、昨日の2つのMフレアの後は 活動が少なくなりましたが、 今日未明、27日3時半(世界時26日18時半)に、 南東の端近く(左下)の領域でC9.6、 今朝、27日9時半(世界時27日0時半)に、 北東(左上)の3938黒点群でC9.0と、 大きめの小規模フレアが発生しています。 (c) 藤井哲也氏 アイスランド北東部のミーヴァトン湖畔で、現地12月23日20時25分(世界時と同じ)に撮影されたオーロラ。 (c) 藤井哲也氏 アイスランド北東部のミーヴァトン湖畔で、現地12月23日20時29分(世界時と同じ)に撮影されたオーロラ。 (c) 藤井哲也氏 GOES衛星SUVI 195による太陽コロナの様子。 (c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA) 27日9時半(世界時27日0時半)に鹿児島で撮影した太陽。 (c) 宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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