宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2025/10/29 12:41 更新 太陽風はやや高速になっています。コロナホールの影響が始まりそうです。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日のニュースの後に400km/秒と平均的な速さに上がり、 今朝には450km/秒へ上がって、 グラフの最後は480km/秒とやや高速になっています。 このまま更に高まって行きそうです。 引き続き注目してください。 太陽風の磁場強度は、10nT前後と強まった状態が続いています。 南北成分は、南向きに強まる変化が続いていましたが、 グラフの最後はやや北寄りになっています。 この後は、どの様な傾向になるでしょうか。 AE指数は、1000nTに達する大きい変化が2回発生しています。 磁場が南向きに強まった影響でしょう。 一方、AE指数のグラフの最後は変化が小さくなっています。 これは、磁場が北寄りに変わったためでしょう。 GOES衛星SUVI 195では、 南半球のコロナホールは、 一番後ろ(左端)が太陽の中心線を通過しようとしています。 このため、太陽風速度の高まりは、 これから4日後くらいまで続きそうです。 実際にはどうなるでしょうか。 太陽は、中心部の4267黒点群で C1.6の小さい小規模フレアが起きた程度で、 穏やかな状態が続いています。 可視光写真では、東側(左側)は黒点が少なく、 寂しい太陽面になっています。
(c) NOAA/SWPC ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真(SOHO衛星の画像ページより取得)。 マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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