宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:17)
今日、M1.5の中規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/ 9 10:34 C3.8
07:12 M1.5
05:47 C3.2
04:39 C2.7
4/ 8 14:43 C3.0
13:43 C2.4
00:29 C5.3
4/ 7 18:26 C2.1
15:41 C2.7
04:47 C2.5

黒点  4/ 9 (NOAA)
磁場 フレア
4046 1 α ---
4048 34 βγ M2
4049 2 β ---
4054 13 β ---
4055 7 β ---
4056 1 α ---
4057 2 α C3

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:06 527 +2.2
-2 h 513 -4.7
-4 h 479 -3.6
-6 h 501 -1.8
-8 h 520 -1.8
-10 h 528 +0.4
-12 h 510 +3.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -41 -/ -
-2 h -28 -/ -
-4 h -24 -/ -
-6 h -26 -/ -
-8 h -17 -/ -
-10 h -11 -/ -
-12 h -19 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 7x10^3
4/ 9 0.3 2x10^4
4/ 8 0.9 4x10^4
4/ 7 1.0 3x10^4
4/ 6 0.4 1x10^4
4/ 5 0.6 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
宇宙天気用語集
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Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 4/ 4 12:57 太陽風が高速になっています。磁場の南向きで、磁気圏の活動が強まっています。
2025/ 4/ 5 13:57 太陽風の速度が700km/秒に高まっています。磁気圏は活動的です。
2025/ 4/ 6 11:17 太陽風は600km/秒と高速の状態が続いています。
2025/ 4/ 7 12:23 太陽風は高速ですが、速度は次第に低下しています。磁気圏は活動的です。
2025/ 4/ 8 13:06 太陽風の速度はやや高速に下がっています。3月の黒点相対数は 134.2 でした。
最新のニュース

2025/ 4/ 9 12:17 更新
太陽風は高速になっています。磁気圏も活動的です。

担当 篠原

太陽風の速度は、500km/秒前後と高速の状態で推移しています。
磁場強度は、グラフの前半は10nTと強まっていましたが、
最後は7nTと少し下がっています。

太陽風磁場の南北成分は、
南北にゆっくりと変化しています。
磁気圏の活動はある程度高まっていて、
AE指数は500〜1000nTの中規模の変化が度々発生しています。

今回の太陽風速度の高まりは、どこまで続くでしょうか。
今後の推移に注目して下さい。


太陽は、南西(右下)の4048黒点群で、
今朝、9日7時(世界時8日22時)に
M1.5の中規模フレアが発生しました。

SDO衛星AIA131では、
太陽の東端(左端)の向こう側で活動が発生する様子が見えています。
この後、活動的な領域が現れるかもしれません。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。