宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:06)
昨日、C2.7の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/ 8 --- ---
4/ 7 18:26 C2.1
15:41 C2.7
4/ 6 04:55 M1.0
03:46 C4.7

黒点  4/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
4044 3 β ---
4045 1 α C3
4046 1 α ---
4048 39 βγ M1
4049 3 β ---
4054 19 β ---
4055 8 β ---
4056 1 α ---
4057 2 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 476 -3.0
-2 h 472 -0.9
-4 h 466 +0.5
-6 h 484 -2.2
-8 h 507 -1.7
-10 h 522 -4.0
-12 h 520 -3.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -25 -/ -
-2 h -26 -/ -
-4 h -42 -/ -
-6 h -33 -/ -
-8 h -31 -/ -
-10 h -24 -/ -
-12 h -16 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 - 1x10^4
4/ 8 0.4 4x10^4
4/ 7 1.0 3x10^4
4/ 6 0.4 1x10^4
4/ 5 0.6 2x10^3
4/ 4 1.6 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 4/ 3 13:31 太陽風は平均的な速度です。磁場が南寄りになって磁気圏の活動が強まっています。
2025/ 4/ 4 12:57 太陽風が高速になっています。磁場の南向きで、磁気圏の活動が強まっています。
2025/ 4/ 5 13:57 太陽風の速度が700km/秒に高まっています。磁気圏は活動的です。
2025/ 4/ 6 11:17 太陽風は600km/秒と高速の状態が続いています。
2025/ 4/ 7 12:23 太陽風は高速ですが、速度は次第に低下しています。磁気圏は活動的です。
最新のニュース

2025/ 4/ 8 13:06 更新
太陽風の速度はやや高速に下がっています。3月の黒点相対数は 134.2 でした。

担当 篠原

WDC-SILSO より、3月の黒点相対数月平均値は、
134.2 と発表されました。

2月の154.6から少し下がり、
1月の137.0と同じくらいになっています。
1枚目の図を見ると、
2024年5月以降の150を超える様な状態に対して、
一段下がってきた印象です。

1日値を見ると、3月26日は46に下がっていて、
40台まで下がったのは、1年前の2024年4月4日の49以来です。

赤線で示している13か月平均値は、
2024年9月の159.3まで求められていて、
この値は8月の156.7よりも増加しています。
そろそろ減少に切り替わりそうなので、こちらの推移にも注目して下さい。


太陽風は、速度が550km/秒から480km/秒に下がっています。
やや高速の状態です。
磁場強度は、5nTで推移していましたが、
グラフの最後で8nTに少し上がっています。

磁場の南北成分は、グラフの中盤で南寄りになっています。
ここで磁気圏の活動が強まり、
AE指数は1000nTに達するくらいの大きい変化が発生しています。
その後は磁場の南向きの変化が小さくなり、
AE指数の変化も小規模になっています。

SDO衛星AIA193では、
コロナホールが中心部の南側に見えています。
広がりは小さいですが、影響はどうなるでしょうか。
明後日くらいから変化がやって来るかもしれません。


昨日の昼頃から、
GOES衛星のX線強度のデータが取得できなくなっていて、
グラフが作れなくなっています。

NOAA/SWPCの報告を見ると、
南西(右下)4048群でC5.3の小規模フレアが発生しているとのことです。

NOAA/SWPCのサーバーの回復を待っています。



太陽黒点相対数の長期変化。3月の黒点相対数は 134.2 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


3月の太陽黒点の推移。
(c) SDO衛星HMII (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


1975年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。