宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)
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2025/ 4/ 7 12:23 更新 太陽風は高速ですが、速度は次第に低下しています。磁気圏は活動的です。 担当 篠原 太陽風の速度は、今朝早くに600km/秒台を割り、 現在は550km/秒程度に下がっています。 高速の状態は続いていますが、 速度の高まりはだいぶ落ち着いてきました。 太陽風の磁場強度は、6nTと平均的な状態になっています。 南北成分は弱い南寄りの傾向が続いています。 磁気圏活動の高まりは続いていて、 AE指数は500〜800nTの中規模の変化が続いていました。 グラフの最後は300nTと変化が小さくなっています。 速度が下がってきた影響もありそうです。 SDO衛星AIA193では、 中心部の南側(下側)にコロナホールが見えています。 3日後くらいからこちらの影響が始まるかもしれません。 太陽は、C1〜2の小さい活動が起きた程度で、 フレアは穏やかになっています。
(c) SDO (NASA)  SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA)  ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ：NOAA/SWPC、作図：宇宙天気ニュース  AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC   27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図：宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ：NOAA/SWPC、作図：宇宙天気ニュース  | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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