宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 4/ 2 13:22 更新 太陽風の速度は平均的な状態です。磁場が南向きにやや強まり、磁気圏の活動が高まっています。 担当 篠原 今日未明、2日2時半(世界時1日17時半)に、 太陽風の磁場が7nTから13nTへ急に強まる変化が到来し、 以降、磁場強度は10nT前後に強まった状態が続いています。 速度は400km/秒から450km/秒へゆっくり高まっていますが、 速さとしては平均的な状態です。 太陽で発生した活動の影響だと思いますが、 どれにあたるのかは分かりませんでした。 太陽風磁場の南北成分は、 北寄りの傾向から、グラフの後半で南向きに強まっています。 磁気圏の活動もこれに対応して、 AE指数は静かな状態が続いていましたが、 後半に600nTと中規模の変化が発生しています。 太陽風磁場の南向きの強まりはどこまで続くでしょうか。 SDO衛星AIA193では、 中心部の北側に小さいコロナホールが見えています。 3日後くらいの太陽風に変化が見られるでしょうか。 太陽は、中心部北東側(左上)の4046黒点群でM5.6、 南東(左下)の4048群でM2.5の中規模フレアが発生しています。 また、4044、4045、4049群で、 Cクラスの小規模フレアが発生しています。 活動の規模が大きくなる様であれば、注目して下さい。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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