宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:22)
今日、M2.5の中規模フレアが発生しました。
また、M5.6の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線が強くなっています。放射線帯電子はやや強くなっています。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/ 2 07:00 M2.5
05:47 C5.2
04:31 C4.1
03:38 C3.1
01:45 C3.5
4/ 1 19:36 C5.8
16:48 C5.3
15:26 M5.6
14:35 C2.5
13:35 C1.9
12:00 C3.6
10:26 C3.2
09:00 C4.1
06:39 C2.6
05:44 C3.3
02:37 C6.0
02:14 C3.5
01:31 C4.4
3/31 21:30 C2.5
21:03 C4.4
19:00 M1.2
18:23 C2.4
16:18 C2.6
14:36 C1.8
14:05 C4.7
13:35 C2.9
12:45 C7.6
12:11 C5.8
11:11 C8.9
09:35 C5.5
09:03 C6.5
08:41 M1.0
08:11 M1.5
07:42 M1.4
07:18 C8.5
06:08 C3.6
04:37 C4.9
03:42 C3.5
02:02 M1.5
01:30 M1.6
00:37 C3.7

黒点  4/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
4043 17 β ---
4044 6 β C4
4045 7 α C2
4046 6 βγ M6
4047 4 β C4
4048 29 βγδ M3
4049 8 β C6

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:14 449 -5.3
-2 h 436 -0.9
-4 h 423 +0.2
-6 h 431 +3.4
-8 h 418 +0.4
-10 h 414 +3.6
-12 h 411 +4.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -8 -/ -
-2 h 1 -/ -
-4 h 23 -/ -
-6 h 20 -/ -
-8 h 26 -/ -
-10 h 18 -/ -
-12 h 15 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 15 1x10^3
4/ 2 49 6x10^3
4/ 1 147 3x10^3
3/31 14 3x10^3
3/30 1 5x10^3
3/29 0 6x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 3/28 13:48 太陽風の速度は更に高まっています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2025/ 3/29 12:40 X1.1の大規模フレアが発生しました。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2025/ 3/30 12:24 太陽風の速度は下がり、平均的な状態に戻りつつあります。磁気圏は穏やかです。
2025/ 3/31 13:50 太陽風は平均的な状態です。Mフレアが増えています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2025/ 4/ 1 12:09 太陽風は平均的な速度です。太陽風の小さい強まりが来ました。
最新のニュース

2025/ 4/ 2 13:22 更新
太陽風の速度は平均的な状態です。磁場が南向きにやや強まり、磁気圏の活動が高まっています。

担当 篠原

今日未明、2日2時半(世界時1日17時半)に、
太陽風の磁場が7nTから13nTへ急に強まる変化が到来し、
以降、磁場強度は10nT前後に強まった状態が続いています。
速度は400km/秒から450km/秒へゆっくり高まっていますが、
速さとしては平均的な状態です。

太陽で発生した活動の影響だと思いますが、
どれにあたるのかは分かりませんでした。

太陽風磁場の南北成分は、
北寄りの傾向から、グラフの後半で南向きに強まっています。
磁気圏の活動もこれに対応して、
AE指数は静かな状態が続いていましたが、
後半に600nTと中規模の変化が発生しています。
太陽風磁場の南向きの強まりはどこまで続くでしょうか。

SDO衛星AIA193では、
中心部の北側に小さいコロナホールが見えています。
3日後くらいの太陽風に変化が見られるでしょうか。


太陽は、中心部北東側(左上)の4046黒点群でM5.6、
南東(左下)の4048群でM2.5の中規模フレアが発生しています。

また、4044、4045、4049群で、
Cクラスの小規模フレアが発生しています。
活動の規模が大きくなる様であれば、注目して下さい。



4046黒点群で発生した、M5.6の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。