宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:19)
今日、C3.9の小規模フレアが発生しました。
また、M1.8の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/16 08:58 C3.9
07:00 C2.8
04:24 C3.6
2/15 22:56 C2.4
16:19 C2.8
09:24 C3.1
05:48 M1.8
2/14 23:10 C4.8
18:52 M1.2
16:34 C6.6
11:16 M1.2
09:30 C4.3
07:15 C9.0

黒点  2/16 (NOAA)
磁場 フレア
3986 1 α ---
3989 1 α C4
3990 18 βγ M2
3991 2 α ---
3992 7 βγ C2
3993 2 α ---
3994 6 β C7
3995 2 β ---
3996 9 β C4
3997 5 β C2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 564 -2.6
-2 h 577 -2.3
-4 h 620 +0.1
-6 h 620 -1.1
-8 h 634 -2.9
-10 h 620 -1.3
-12 h 605 -3.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -24 -/ -
-2 h -21 -/ -
-4 h -30 -/ -
-6 h -48 -/ -
-8 h -42 -/ -
-10 h -48 -/ -
-12 h -33 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^3
2/16 0.3 8x10^3
2/15 0.3 8x10^3
2/14 0.3 8x10^3
2/13 0.3 6x10^3
2/12 0.3 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 2/11 12:25 高速の太陽風が続いています。磁気圏も活動的です。
2025/ 2/12 12:20 高速の太陽風が続いていますが、速度は少し下がっています。
2025/ 2/13 12:46 太陽風は平均的な速度に戻っています。次のコロナホールの影響が始まりそうです。
2025/ 2/14 12:46 太陽風の速度が少し高まっています。磁気圏は活動的です。
2025/ 2/15 12:59 太陽風の速度が高まり、磁気圏も活動的です。フレアが少し増えています。
最新のニュース

2025/ 2/16 13:19 更新
太陽風は高速の状態が続いています。太陽は穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、560km/秒から630km/秒へ高まり、
グラフの後半で560km/秒へ下がる変化をしています。
高速の状態は続いています。
磁場強度は、7nTから少し下がって、
4〜5nTと平均的な値になっています。

磁場の南北成分は、南寄りの傾向が続いています。
グラフの前半は-5nT程度の変化でしたが、
後半は -2nTと変化が小さくなっています。
AE指数は、1000nTに達する大きい変化が続いていますが、
最後は変化が小さくなっています。

磁気圏活動の強まりは続きそうですが、
活動の規模は一段下がりそうです。

SDO衛星AIA193では、
コロナホールは南西側(右下)に進み、
写真ではやや見にくくなっています。
太陽風への影響は次第に小さくなりそうです。
高速の風はどこまで続くでしょうか。


X線グラフは変化が少なくなっていて、
フレアは、C2〜3程度の小さい規模に留まっています。

SOHO衛星LASCO C2、C3では、
昨夜、15日22時(世界時15日13時)頃に、
太陽の下側へ飛び出すCME(コロナ質量放出)が観測されています。
GOES衛星SUVI 304を見ると、
太陽の向こう側でプロミネンス噴出が発生しています。

それぞれの動画を掲載します。
太陽活動の動画を掲載するのは1週間ぶりです。



太陽の向こう側で発生したプロミネンス噴出。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の下側へ広がるCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。