宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 2/16 13:19 更新 太陽風は高速の状態が続いています。太陽は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、560km/秒から630km/秒へ高まり、 グラフの後半で560km/秒へ下がる変化をしています。 高速の状態は続いています。 磁場強度は、7nTから少し下がって、 4〜5nTと平均的な値になっています。 磁場の南北成分は、南寄りの傾向が続いています。 グラフの前半は-5nT程度の変化でしたが、 後半は -2nTと変化が小さくなっています。 AE指数は、1000nTに達する大きい変化が続いていますが、 最後は変化が小さくなっています。 磁気圏活動の強まりは続きそうですが、 活動の規模は一段下がりそうです。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールは南西側(右下)に進み、 写真ではやや見にくくなっています。 太陽風への影響は次第に小さくなりそうです。 高速の風はどこまで続くでしょうか。 X線グラフは変化が少なくなっていて、 フレアは、C2〜3程度の小さい規模に留まっています。 SOHO衛星LASCO C2、C3では、 昨夜、15日22時(世界時15日13時)頃に、 太陽の下側へ飛び出すCME(コロナ質量放出)が観測されています。 GOES衛星SUVI 304を見ると、 太陽の向こう側でプロミネンス噴出が発生しています。 それぞれの動画を掲載します。 太陽活動の動画を掲載するのは1週間ぶりです。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() 太陽の下側へ広がるCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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