宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 2/12 12:20 更新 高速の太陽風が続いていますが、速度は少し下がっています。 担当 篠原 太陽風は高速の状態が続いていますが、 速度は570km/秒から500km/秒へ少し下がっています。 磁場強度は、6nTと平均的な値で安定しています。 太陽風磁場の南北成分は、 比較的南寄りで推移しています。 このため、磁気圏はやや活動的な状態が続いていて、 AE指数は、500nTに達するくらいの変化が繰り返し発生しています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、 北西(右上)のコロナホールは、 太陽の西の端に達しようとしています。 高速太陽風は続いていますが、この後、影響は弱まりそうです。 一方、中心部の南半球側には、 次のコロナホールが東西に伸びています。 明後日くらいから、こちらの影響で太陽風の速度が高まりそうです。 太陽は、北西の端に達した3981黒点群で、 M1.6の中規模フレアやC7.6の小規模フレアなどが発生しています。 現在は、3981群は太陽の向こう側に進んでいて、 見えなくなっています。 一方、太陽の南東の端(左下)の3991群で、 C7.2の小規模フレアが発生しています。 今のところ活動的という様子ではありませんが、 この後はどうでしょうか。
(c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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