宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 2/13 12:46 更新 太陽風は平均的な速度に戻っています。次のコロナホールの影響が始まりそうです。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日のニュースの後に 550km/秒へ少し高まりましたが、 昨夜から低下が続き、 現在は450km/秒となって、平均的な速さに戻っています。 今回の太陽風速度の高まりは、3日ほど続きました。 太陽風の磁場強度は、6〜7nTで推移しています。 南北成分は、ゆっくりと南北に傾向が切り替わっていて、 その影響で、AE指数でも500〜700nTの中規模の変化が、 時間をおいて繰り返し発生しています。 太陽風の速度が下がってきたので、 この後の磁気圏の活動は、規模が小さくなりそうです。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、 太陽の中心部の南側に 東西に伸びるコロナホールが見えています。 明日くらいから、 こちらの影響で太陽風速度が再び高まりそうです。 太陽は、目立ったフレアの発生はなく、 穏やかな状態です。 ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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