宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/12/15 13:21 更新 太陽風は低速の状態が続いています。磁場の南向きの強まりで、磁気圏の活動が強まりました。 担当 篠原 太陽風は、速度が310km/秒から340km/秒へ 少し上がる変化が見えていますが、低速の状態が続いています。 一方、磁場強度は、6nTと平均的な状態からゆっくりと強まって、 グラフの最後は13nTに達しています。 この後はどの様に推移するでしょうか。 太陽風磁場の南北成分は、 グラフの中盤で、-10nTに達する強い南向きが発生しています。 ここで磁気圏の活動が強まって、 AE指数は1000nTに達する大きい変化が発生しています。 その後は、磁場の南向きは弱まり、0nT付近で推移しています。 磁気圏の活動も小さくなり、AE指数の変化は小幅になっています。 GOES衛星SUVI 195の太陽コロナ写真では、 コロナホールが北西の端(右上)に近付いています。 太陽風の速度は、高まらないままになりそうです。 太陽は、南西(左下)の3924黒点群でC6.0の小規模フレアが発生した程度で、 フレアの発生は少なくなっています。 GOES衛星SUVI 304によると、 太陽の南西側で東西に長く伸びるフィラメントの噴出が発生しています。 SOHO衛星LASCO C2では、 太陽の右下へ広がるCME(コロナ質量放出)が観測されています。 太陽の南西側で発生したフィラメント噴出。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の右下へ広がるCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) GOES衛星SUVI 195による太陽コロナの様子。 (c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA) 15日10時半(世界時15日1時半)に鹿児島で撮影した太陽。 (c) 宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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