宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:27)
今日、M6.7の中規模フレアが発生しました。
また、M6.4の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/12 07:43 C3.9
00:36 M6.7
12/11 23:15 C3.1
20:37 C5.7
20:17 C3.8
19:03 M2.8
15:43 C2.7
14:58 M2.0
12:41 C3.9
12:21 C6.9
10:45 C3.1
07:55 C3.5
07:12 C8.3
05:47 C5.8
05:00 C3.3
04:13 C3.0
02:53 M1.6
02:37 C3.3
01:03 C4.9
00:28 C5.9
00:08 C2.5
12/10 23:34 C2.8
22:37 C2.6
22:17 C3.4
21:11 C2.6
19:45 M1.5
16:22 C5.3
16:03 M1.4
15:22 M6.4
14:56 C3.3
14:09 C3.0
12:13 C9.7
11:54 C2.6
04:41 C2.9
00:57 C8.4
00:06 C2.5

黒点 12/12 (NOAA)
磁場 フレア
3916 3 β C6
3917 23 βγ C5
3920 21 βδ M3
3921 1 α ---
3922 5 β M2
3923 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:15 370 -1.7
-2 h 380 -4.5
-4 h 371 -3.5
-6 h 363 -1.9
-8 h 370 +2.0
-10 h 365 -2.2
-12 h 391 -0.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
10:30 -8 -/ -
-2 h -2 -/ -
-4 h -4 -/ -
-6 h -7 -/ -
-8 h -18 -/ -
-10 h -20 -/ -
-12 h -10 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^3
12/12 0.2 2x10^3
12/11 0.2 7x10^2
12/10 0.2 2x10^2
12/ 9 0.2 1x10^2
12/ 8 0.2 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/12/ 7 13:20 太陽風は低速の状態が続き、磁気圏も穏やかです。
2024/12/ 8 12:50 太陽風は低速の状態が続いています。M2.3、M3.2と中規模フレアが発生しています。
2024/12/ 9 12:07 X2.2の大規模フレアが発生しました。太陽風の速度が少し上がっています。
2024/12/10 10:03 太陽風はやや高速になっています。磁場が南寄りになり、磁気圏の活動が強まりました。
2024/12/11 12:00 M6.4の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な速度に下がっています。
最新のニュース

2024/12/12 11:27 更新
M6.7の中規模フレアが発生しました。太陽風はやや低速です。

担当 篠原

太陽の南西の端(右下)に沈んだ3912黒点群で、
12日0時半(世界時11日15時半)に、
M6.7の中規模フレアが発生しました。
GOES衛星SUVI 131の動画を掲載します。

3912群では、8日にX2.2の大規模フレアが発生していて、
それに次ぐ規模のフレアです。
ただし、今回は太陽の向こう側に進んだところで起きているので、
本当の規模はM6.7よりも大きかった可能性があります。

太陽のこちら側では、南東(左下)の3922群でM1.9、
中心部北側(上側)の3920群でM2.7の中規模フレアが発生し、
南西(右下)の3916、3917群では、
C5.7、C3.1の小規模フレアが発生しています。
あちこちである程度の活動が発生している状態です。


太陽風は、速度が400km/秒から370km/秒へ下がり、
やや低速になっています。
磁場強度は、5〜6nTと平均的な状態です。

GOES衛星SUVI 195では、
コロナホールが北西側(右上)に進んでいますが、
今のところ、太陽風に特に影響はない様です。
もうひとつのコロナホールが、太陽の中心付近に見えています。
2〜3日後にこの領域の影響がやって来る可能性があります。

太陽風磁場の南北成分は、弱い南寄りの状態が続いています。
AE指数は、300nTの小規模の活動がしばらく続いていますが、
グラフの後半は穏やかになっています。



3912黒点群で発生した、M6.7の中規模フレア。
(c) GOES衛星SUVI 131 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


GOES衛星SUVI 195による太陽コロナの様子。
(c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA)


12日10時(世界時12日1時)に鹿児島で撮影した太陽。
(c) 宇宙天気ニュース


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。