宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/12/12 11:27 更新 M6.7の中規模フレアが発生しました。太陽風はやや低速です。 担当 篠原 太陽の南西の端(右下)に沈んだ3912黒点群で、 12日0時半(世界時11日15時半)に、 M6.7の中規模フレアが発生しました。 GOES衛星SUVI 131の動画を掲載します。 3912群では、8日にX2.2の大規模フレアが発生していて、 それに次ぐ規模のフレアです。 ただし、今回は太陽の向こう側に進んだところで起きているので、 本当の規模はM6.7よりも大きかった可能性があります。 太陽のこちら側では、南東(左下)の3922群でM1.9、 中心部北側(上側)の3920群でM2.7の中規模フレアが発生し、 南西(右下)の3916、3917群では、 C5.7、C3.1の小規模フレアが発生しています。 あちこちである程度の活動が発生している状態です。 太陽風は、速度が400km/秒から370km/秒へ下がり、 やや低速になっています。 磁場強度は、5〜6nTと平均的な状態です。 GOES衛星SUVI 195では、 コロナホールが北西側(右上)に進んでいますが、 今のところ、太陽風に特に影響はない様です。 もうひとつのコロナホールが、太陽の中心付近に見えています。 2〜3日後にこの領域の影響がやって来る可能性があります。 太陽風磁場の南北成分は、弱い南寄りの状態が続いています。 AE指数は、300nTの小規模の活動がしばらく続いていますが、 グラフの後半は穏やかになっています。 (c) GOES衛星SUVI 131 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) GOES衛星SUVI 195による太陽コロナの様子。 (c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA) 12日10時(世界時12日1時)に鹿児島で撮影した太陽。 (c) 宇宙天気ニュース GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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