宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:54)
今日、C8.6の小規模フレアが発生しました。
また、M1.6の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/25 11:30 C4.9
10:34 C4.2
03:56 C2.5
00:13 C8.6
1/24 23:00 C9.4
22:37 C3.7
14:39 C4.0
13:13 C6.6
07:56 C3.5
04:13 C4.4
03:36 C4.0
1/23 20:23 C3.4
18:30 C6.5
16:38 C5.0
10:01 C5.2
08:22 C7.0
07:10 C8.9
05:55 C7.9
01:53 M1.6
00:48 C4.7
00:04 C4.5

黒点  1/25 (NOAA)
磁場 フレア
3190 6 βγδ C5
3192 4 β C9
3194 4 β M2
3196 2 β ---
3197 5 β ---
3198 1 β ---
3199 12 β ---
3200 2 β ---
3201 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:45 506 +2.1
-2 h 475 +1.8
-4 h 495 +3.4
-6 h 397 +1.9
-8 h 406 +2.6
-10 h 414 +3.1
-12 h 424 +1.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -4 -/ -
-2 h -1 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h -1 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h -1 -/ -
-12 h -5 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 3x10^2
1/25 0.4 7x10^2
1/24 0.4 8x10^2
1/23 0.3 7x10^2
1/22 0.4 5x10^2
1/21 0.7 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 1/20 13:59 太陽はフレアの発生が続いています。磁気圏は穏やかです。
2023/ 1/21 13:31 太陽の右下でCMEが発生しています。太陽風の速度が少し高まっている様です。
2023/ 1/22 12:21 太陽風速度の高まりは終わりかけています。太陽は次第に穏やかになっています。
2023/ 1/23 14:02 太陽風の小規模の乱れが到来し、高速になっています。
2023/ 1/24 13:41 太陽風はやや高速です。磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2023/ 1/25 13:54 更新
太陽風は平均的な状態で、磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

太陽風は、DSCOVR衛星のデータがやや不安定になっていますが、
450km/秒前後で推移している様です。
参考にACE衛星を見ると、こちらは400km/秒付近です。
多少の違いはありますが、
概ね平均的な速度で安定している様です。
磁場強度は5〜6nTとこちらも平均的な状態です。

磁場の南北成分は、0nT付近から、
グラフの後半は弱い北寄りになっています。
磁気圏は穏やかで、AE指数はほとんど変化のない状態です。

SDO衛星AIA193では、
太陽の中心部にコロナホールは見られず、
太陽風は穏やかに推移しそうです。
一方、27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風は、12月30日から速度の高まりが発生していました。
この変化が回帰するのであれば明日くらいになりそうですが、
どの様に推移するでしょうか


太陽は、北東の端(左上)近くの3192黒点群で、
C9.4と大きめの小規模フレアが発生しています。
この3192群や、南西の端(右下)の3190群、3194群は
もうすぐ太陽の向こう側に回ってしまいます。

この後、太陽は一旦穏やかになりそうです。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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