宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:21)
今日、C7.0の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/22 11:09 C7.0
09:15 C3.1
05:13 C5.6
01:11 C5.0
1/21 20:04 C3.6
18:37 C4.6
14:31 C4.5
12:58 C3.2
08:41 C3.0
07:43 C7.3
01:53 C4.0
1/20 22:50 C5.3
21:53 C4.8
10:37 C6.7
07:49 C6.2
05:43 C3.4
03:44 C2.9
00:30 C5.5

黒点  1/22 (NOAA)
磁場 フレア
3184 1 α C5
3186 1 α ---
3190 17 βγδ C7
3191 6 β ---
3192 29 βγ C7
3194 15 β C6
3196 1 α ---
3197 8 β ---
3198 6 β ---
3199 10 β C5

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:15 458 -0.9
-2 h 471 +0.1
-4 h 472 +2.2
-6 h 470 +1.4
-8 h 480 -3.3
-10 h 511 -4.4
-12 h 504 -3.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 0 -/ -
-2 h 1 -/ -
-4 h -6 -/ -
-6 h -11 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -13 -/ -
-12 h -7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 2x10^2
1/22 0.4 5x10^2
1/21 0.7 2x10^2
1/20 1.0 2x10^2
1/19 0.4 4x10^2
1/18 0.3 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 1/17 12:45 太陽風は平均的な状態になり、磁気圏も穏やかです。
2023/ 1/18 14:03 太陽風磁場の強まりが到来しています。速度は平均的な状態です。
2023/ 1/19 12:22 CMEが発生しています。太陽風は平均的な速度が続いています。
2023/ 1/20 13:59 太陽はフレアの発生が続いています。磁気圏は穏やかです。
2023/ 1/21 13:31 太陽の右下でCMEが発生しています。太陽風の速度が少し高まっている様です。
最新のニュース

2023/ 1/22 12:21 更新
太陽風速度の高まりは終わりかけています。太陽は次第に穏やかになっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、
今日未明まで500km/秒前後と高速の状態でしたが、
そこから低下して、現在は460km/秒と、
平均的な速さに戻りかけています。
磁場強度もグラフの後半は5nTと平均的な状態です。

27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風はこの後も
1月2日にかけて速度の高まりが続いています。
今回はどの様に推移するでしょうか。

太陽風磁場の南北成分は、
グラフの途中まで南寄りの変化が続き、
AE指数も300〜700nT程度の小中規模の変化が続いていました。
しかし、その後磁場は0nT付近で変化する様になり、
AE指数も現在は変化が見られなくなっています。


太陽は、北西(右上)の3192黒点群で、C5.0、C7.0、
南西(右下)の3194群でC5.6が2回、
などの小規模フレアが発生しています。

しかし、X線グラフの変化は少なくなっていて、
全体としては次第に穏やかになっています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。