宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:45)
今日、C9.4の小規模フレアが発生しました。
また、M6.0の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/17 10:16 C4.3
09:04 C9.4
1/16 20:38 C4.4
18:11 C8.7
14:09 C5.0
13:33 C4.6
06:20 C4.8
04:30 C4.1
1/15 23:18 M4.8
21:07 C8.3
19:40 C6.0
17:03 C6.3
16:22 C6.7
12:09 M6.0
05:40 M4.6
04:56 M3.5
04:25 C7.4
00:30 C5.5

黒点  1/17 (NOAA)
磁場 フレア
3182 5 β M5
3184 7 β ---
3186 14 βγ ---
3188 10 β ---
3190 21 βγδ M5
3191 13 β M6
3192 13 βγ C9
3193 6 β ---
3194 7 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:34 451 +1.0
-2 h 446 +2.4
-4 h 468 +1.9
-6 h 466 +1.4
-8 h 465 +1.1
-10 h 473 -0.9
-12 h 471 -2.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -13 -/ -
-2 h -11 -/ -
-4 h -14 -/ -
-6 h -18 -/ -
-8 h -9 -/ -
-10 h -9 -/ -
-12 h -17 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 4x10^2
1/17 0.4 1x10^3
1/16 0.4 2x10^3
1/15 0.4 4x10^2
1/14 0.6 1x10^3
1/13 4.5 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 1/12 12:16 太陽の活動は落ち着いています。12月の黒点相対数は 113.1 でした。
2023/ 1/13 13:23 M1台の中規模フレアが続いています。太陽風は平均的な速度です。
2023/ 1/14 12:54 太陽風の速度が500km/秒に高まり、高速になっています。
2023/ 1/15 14:30 Mクラスの中規模フレアが続いています。太陽風はやや高速の状態です。
2023/ 1/16 13:23 M4.8の中規模フレアが発生しました。太陽風は高速の状態です。
最新のニュース

2023/ 1/17 12:45 更新
太陽風は平均的な状態になり、磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は530km/秒から450km/秒へゆっくりと下がり、
平均的な状態に戻っています。
磁場強度も5nTと平均的な状態で推移しています。

磁場の南北成分は、南北にゆっくりと変化していて、
南向きになった頃に、
AE指数で700nTの中規模の変化が発生しています。

現在は北寄りで推移しているので磁気圏は穏やかで、
AE指数はほとんど変化がありません。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
コロナホールは特に見られませんが、
27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風は12月23日から速度が高まっています。
明後日以降、太陽風の速度が高まるか、
穏やかに推移するか注目してください。


太陽は、南西(右下)の3182黒点群でC8.7、
北東(左上)の3192群でC9.4など、
Cクラスの小規模フレアがあちこちで発生しています。

この後、活動の規模が大きくなる領域はあるでしょうか。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。