宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:31)
今日、C7.3の小規模フレアが発生しました。
また、M1.7の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/21 12:58 C3.2
08:41 C3.0
07:43 C7.3
01:53 C4.0
1/20 22:50 C5.3
21:53 C4.8
10:37 C6.7
07:49 C6.2
05:43 C3.4
03:44 C2.9
00:30 C5.5
1/19 19:57 C4.0
19:25 M1.0
19:05 M1.7
18:45 C2.9
14:28 C7.2
12:50 M1.1
09:54 C3.8
07:59 C3.6
05:43 C9.4
00:26 C3.4

黒点  1/21 (NOAA)
磁場 フレア
3184 2 α C3
3186 4 β C3
3190 14 βγ C7
3191 8 β ---
3192 32 βγ C9
3194 4 β ---
3195 4 β ---
3196 4 β M2
3197 4 β ---
3198 6 β ---
3199 5 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:25 480 -6.1
-2 h 464 +3.4
-4 h 446 -0.8
-6 h 421 -2.0
-8 h 422 -0.3
-10 h 424 +1.5
-12 h 419 +2.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -3 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h -1 -/ -
-6 h -6 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h -6 -/ -
-12 h -8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 6x10^1
1/21 0.7 2x10^2
1/20 1.0 2x10^2
1/19 0.4 4x10^2
1/18 0.3 1x10^3
1/17 0.4 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 1/16 13:23 M4.8の中規模フレアが発生しました。太陽風は高速の状態です。
2023/ 1/17 12:45 太陽風は平均的な状態になり、磁気圏も穏やかです。
2023/ 1/18 14:03 太陽風磁場の強まりが到来しています。速度は平均的な状態です。
2023/ 1/19 12:22 CMEが発生しています。太陽風は平均的な速度が続いています。
2023/ 1/20 13:59 太陽はフレアの発生が続いています。磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2023/ 1/21 13:31 更新
太陽の右下でCMEが発生しています。太陽風の速度が少し高まっている様です。

担当 篠原

太陽の南西側(右下)で、
昨夜、20日20時(世界時20日11時)頃に
フィラメント噴出が発生しました。
GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。
太陽から右下に向かって、
コロナのガスが大きく飛び出しています。

SOHO衛星LASCO C2、C3では、
CME(コロナ質量放出)が観測されています。
動画を見ると、地球に対して横向きに飛び出している様で、
地球への影響は到来しても小さそうです。

フレアの発生は少なくなっていて、
3192群でC7.3、3190群でC5.3などの小規模フレアが
発生している程度です。


太陽風は、400km/秒と平均的な速度が続いていますが、
グラフの最後で480km/秒へ上昇しています。
磁場強度は、8nT前後と少し強まった状態です。

磁気圏は全体としては穏やかな状態で、
AE指数は一時的に700nTの中規模の変化が発生した程度で、
その他は変化が小さくなっています。

27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風も速度が高まる変化が発生していました。
その変化が回帰しているのかもしれません。
この後の変化に注目してください。



太陽の南西側で発生したフィラメント噴出。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


フィラメント噴出によりCMEが右下に向かって飛び出している。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。