宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (16:48)
今日、M6.2の中規模フレアが発生しました。
また、M7.9の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/17 13:20 C1.7
10:37 C3.0
08:03 C2.4
06:08 C2.2
03:57 C2.7
00:48 M6.2
9/16 18:45 M7.9
16:18 C3.8
15:11 C3.2
13:22 C3.0
12:09 C4.0
11:37 C2.6
9/15 14:28 C6.4
13:22 C1.2
12:03 C3.9
04:32 C3.1

黒点  9/16 (NOAA)
磁場 フレア
3098 10 βγ M1
3100 9 β C3
3102 5 β C8
3103 7 β C4

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
15:22 333 +0.1
-2 h 345 +3.9
-4 h 346 +2.1
-6 h 339 +0.8
-8 h 336 +1.2
-10 h 338 +3.4
-12 h 340 +2.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
14:30 3 -/ -
-2 h 3 -/ -
-4 h 1 -/ -
-6 h 1 -/ -
-8 h 4 -/ -
-10 h 5 -/ -
-12 h -4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
陽子
10MeV
電子
2MeV
最新 2.2 1x10^2
9/17 2.8 4x10^2
9/16 3.4 5x10^2
9/15 2.6 2x10^4
9/14 2.9 1x10^4
9/13 6.7 9x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 9/12 09:58 Cクラスのフレアが頻繁に発生しています。太陽風は平均的な状態です。
2022/ 9/13 13:17 太陽風は低速になっています。M1.7の中規模フレアが発生しました。
2022/ 9/14 13:25 小規模フレアが続いています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2022/ 9/15 13:56 太陽風の磁場が強まっています。低速の風が続いています。
2022/ 9/16 13:10 低速の太陽風が続いています。磁気圏はとても穏やかです。
最新のニュース

2022/ 9/17 16:48 更新
M7.9、M6.2の中規模フレアが発生しました。低速の太陽風が続いています。

担当 篠原

太陽の北西の端(左上)にあった3098黒点群で、
昨夕、16日18時半(世界時16日9時半)にM7.9、
深夜、17日1時(世界時16日16時)にM6.2と、
やや大きい中規模フレアが2回発生しました。
SDO衛星AIA131の動画を掲載します。

その後も、3098群では
C1〜2の小さい小規模フレアが続いていますが、
太陽の向こう側に進んだので、
地球からは見えなくなっています。

また、南東(左下)の3102黒点群でも、
C1〜2の小規模フレアが発生しています。


太陽風は、330〜350km/秒と低速の状態が続いています。
磁場強度は、5nTに下がって、7nTへ少し上がっています。

磁場の南北成分は、北寄りの傾向が続いています。
速度が下がっていることもあり、磁気圏はとても穏やかです。
AE指数はほとんど変化がありません。

SDO衛星AIA193の北半球のコロナホールは、
だいぶ西に進んでいます。
これから影響がやって来るのか、
特に変化がないまま過ぎていくのか、
この後も注目して下さい。




記事の更新が遅くなってしまい、申し訳ありません。
作図や記事作成の環境がなかなか整わず、手間取ってしまいました。
まだ不完全な部分もあるので、引き続き作業を進めます。

台風14号は、こちらへ向かっている様ですが、
霧島では昨日よりも風が穏やかになっていて、不思議な感じです。
昼頃から雨が降り始めましたが、まだ穏やかです。
明日は暴風雨との予報ですので、家に閉じこもるつもりです。




3098黒点群で発生した、M7.9、M6.2の中規模フレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。