宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:56)
今日、C3.9の小規模フレアが発生しました。
また、M1.7の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/15 13:22 C1.2
12:04 C3.9
04:32 C3.1
9/14 23:51 C3.6
21:07 C7.7
20:14 C5.9
18:44 M1.1
14:16 C2.7
13:24 C2.1
12:48 C5.2
12:30 C7.2
11:54 C4.4
09:56 C3.3
07:30 C4.1
06:58 C3.5
02:24 C4.9
9/13 23:52 C8.2
22:47 C7.0
21:32 C7.0
20:26 C4.0
17:55 C3.7
14:54 C4.0
14:26 C2.1
13:16 C2.9
12:48 C4.4
08:39 M1.7
05:43 C3.1
04:52 C3.6
03:53 C5.2

黒点  9/15 (NOAA)
磁場 フレア
3098 16 βγ M2
3100 7 β C3
3102 4 β C8

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:45 316 +8.7
-2 h 323 +9.4
-4 h 324 +7.9
-6 h 340 -1.0
-8 h 329 -3.3
-10 h 301 -2.9
-12 h 294 -1.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -14 -/ -
-2 h -9 -/ -
-4 h -23 -/ -
-6 h -1 -/ -
-8 h 19 -/ -
-10 h 18 -/ -
-12 h 21 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 1.1 2x10^2
9/15 2.6 2x10^4
9/14 2.9 1x10^4
9/13 6.7 9x10^3
9/12 6.8 3x10^4
9/11 1.3 3x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 9/10 09:51 太陽風は平均的な速度に下がっています。磁気圏も穏やかになっています。
2022/ 9/11 08:47 太陽風は平均的な状態です。磁気圏の活動はやや活発です。
2022/ 9/12 09:58 Cクラスのフレアが頻繁に発生しています。太陽風は平均的な状態です。
2022/ 9/13 13:17 太陽風は低速になっています。M1.7の中規模フレアが発生しました。
2022/ 9/14 13:25 小規模フレアが続いています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2022/ 9/15 13:56 更新
太陽風の磁場が強まっています。低速の風が続いています。

担当 篠原

太陽風の磁場強度が強まっています。
最初の変化はグラフの左端で、
3nTと弱い状態から、5〜10nTへやや強まる変化が発生しました。
そして、グラフの後半で15nTへ更に強まる変化が発生しています。
小規模のCME(コロナ質量放出)などの乱れが
複雑に到来している様です。

太陽風の速度は、グラフの中盤で
300km/秒から320km/秒へ少し上がった程度です。
低速の状態が続いています。

磁場が強まって、南向きの変化がしばらく強まったため、
AE指数は、200〜500nTの小規模の変化が続きました。
太陽風のグラフの後半で、
磁場は北向きに切り替わったので、
AE指数も終わりの頃は変化がなくなっています。

この後、磁場が強まった状態で、
再び南向きに切り替わる変化が発生すると、
磁気圏の活動もある程度強まるでしょう。

SDO衛星AIA193では、
北半球のコロナホールが西に進んでいます。
明日くらいから速度の高まりが始まるかもしれません。


太陽は、北西(右上)の3098黒点群で、
昨夕、14日18時半(世界時14日9時半)に
M1.1の中規模フレアが発生しました。
3098群では、C5.9、C3.8などの小規模フレアも発生しています。

また、南東(左下)の3102群では、C7.7、C2.3などの
小規模フレアが発生しています。

太陽は、ある程度活動的な状態が続いています。




台風14号が18日(日)に鹿児島へ来るとの予報です。
対策として、明日、16日夕方から20日午前まで、
学内LANを停止するとのことです。
これから、ニュースの学外待避の準備を始めます。
このため、連休中は速報メールなどは停止することになります。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。