宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2026/ 6/ 7 10:51 更新 太陽風は高速の状態が続いています。M1.8の中規模フレアが発生し、CMEによる太陽風の乱れが到来しそうです。 担当 篠原 太陽風の速度は、580km/秒前後と高速の状態が続き、 グラフの最後は550km/秒に少し下がっています。 磁場強度は、6nTから4nTへゆっくり下がっています。 磁場の南北成分は、小幅で南北に変化しています。 磁気圏の活動は次第に小さくなっていて、 AE指数のグラフは、前半は1000nTの大きい変化が発生していますが、 後半は500nTくらいに小さくなっています。 高速の状態はどこまで続くでしょうか。 引き続き注目して下さい。 太陽は、昨夜、6日22時(世界時6日13時)に 北西(右上)の4456黒点群でC8.8の小規模フレアが発生し、 直後の6日22時半(世界時6日13時半)に、 中心部南東(左下)の4461群で、 M1.8の中規模フレアが発生しました。 M1.8フレアの様子をSDO衛星AIA131の動画で紹介します。 輝きが長い時間続くタイプのフレアで、 コロナの噴出も見えています。 この噴出の様子は、GOES衛星SUVI 304で良く見えていて、 特に太陽の左下へ向かって大きく飛び出しています。 SOHO衛星LASCO C2、C3でCME(コロナ質量放出)を見ると、 太陽の左下だけでなく、上側にも淡く広がっています。 このため、CMEによる太陽風の乱れは、 地球の方向にも向かっている可能性があります。 太陽を地球よりも右斜め60度から観測している STEREO Ahead衛星COR2では、 CMEは左下により濃く噴出していますが、 太陽のある左横方向にも広がっています。 NOAA/SWPCの太陽風予報では、 太陽風の乱れは噴出の端の辺りが地球に達すると考えていて、 到来は明日の夜、8日21時(世界時8日12時)頃になる 可能性があるとのことです。 注目して下さい。 太陽は、可視光写真を見ると、 北半球の15度くらいの緯度に、 4455群、4456群、4459群、4462群、4463群と 黒点群たちがきれいに一列に並んでいます。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() M1.8フレアでは、コロナの噴出が良く見えています。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() CMEは太陽の左下側に濃く噴出していますが、上側にも淡く広がっています。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() 太陽を地球よりも右斜め60度から観測最低るSTEREO Ahead衛星によるCMEの様子。 (c) STEREO Ahead衛星COR2 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() 太陽風の乱れは、8日21時(世界時8日12時)頃に地球に到来する可能性があります。 (c) WSA-ENLIL太陽風予報 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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