宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 8/24 12:40 更新 高速太陽風は終わり、速度は400km/秒に下がっています。磁気圏は静穏です。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日のニュースの後に500km/秒台を割り、 現在は400km/秒に下がっています。 高速の状態は終わって、平均的な速さに戻っています。 磁場強度は、3〜4nTとやや弱い状態です。 磁場の南北成分は、0nT付近か北寄りの傾向です。 速度が下がったこともあり、磁気圏は穏やかで、 AE指数は特に変化の見られない状態です。 SDO衛星AIA193では、 北半球のコロナホールが西側(右側)に少し進んでいます。 明後日くらいから、太陽風に影響が見られるかもしれません。 広がりは小さいですが、どの程度の変化がやって来るでしょうか。 SDO衛星のWebページで可視光写真の更新が停止しているため、 SOHO衛星のページから現在の写真を取得しています。 また、NOAA/SWPCの群番号情報も更新が止まっていて、 新しい黒点群の番号が分かりません。 北東(左上)の4191黒点群でC9.1の小規模フレア、 南東の端(左下)でM1.9の中規模フレアが発生しています。 これらの領域では、この後もフレアが発生しそうです。 注目して下さい。
(c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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