宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:40)
今日、M1.9の中規模フレアが発生しました。
また、M1.7の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/24 09:50 C4.8
07:44 C5.5
04:56 M1.9
04:03 C9.1
8/23 23:48 C3.0
22:22 C3.2
17:19 C2.0
15:24 C2.8
02:59 M1.7
8/22 00:48 C2.3

黒点  8/22 (NOAA)
磁場 フレア
4187 5 β ---
4188 1 α ---
4189 6 β ---
4190 1 α ---
4191 1 α C9
4192 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:36 410 -0.6
-2 h 397 -1.6
-4 h 411 -0.1
-6 h 417 +0.0
-8 h 424 +0.8
-10 h 439 -0.1
-12 h 442 +1.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 0 -/ -
-2 h 8 -/ -
-4 h 7 -/ -
-6 h 9 -/ -
-8 h 11 -/ -
-10 h 10 -/ -
-12 h 4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 1.6 7x10^2
8/24 2.0 2x10^3
8/23 1.2 1x10^3
8/22 0.5 2x10^3
8/21 0.2 2x10^3
8/20 0.2 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 8/19 12:45 太陽風の速度は、やや低速程度に少し上がっています。
2025/ 8/20 13:34 高速太陽風が到来し、太陽風の速度は600km/秒台に高まっています。
2025/ 8/21 13:16 高速の太陽風が続いていますが、速度は500km/秒へ下がっています。
2025/ 8/22 12:48 太陽の向こう側でハロー型のCMEが発生しました。太陽風は高速です。
2025/ 8/23 14:58 太陽風は高速の状態が続いています。M1.7の中規模フレアが発生しました。
最新のニュース

2025/ 8/24 12:40 更新
高速太陽風は終わり、速度は400km/秒に下がっています。磁気圏は静穏です。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日のニュースの後に500km/秒台を割り、
現在は400km/秒に下がっています。
高速の状態は終わって、平均的な速さに戻っています。
磁場強度は、3〜4nTとやや弱い状態です。

磁場の南北成分は、0nT付近か北寄りの傾向です。
速度が下がったこともあり、磁気圏は穏やかで、
AE指数は特に変化の見られない状態です。

SDO衛星AIA193では、
北半球のコロナホールが西側(右側)に少し進んでいます。
明後日くらいから、太陽風に影響が見られるかもしれません。
広がりは小さいですが、どの程度の変化がやって来るでしょうか。


SDO衛星のWebページで可視光写真の更新が停止しているため、
SOHO衛星のページから現在の写真を取得しています。
また、NOAA/SWPCの群番号情報も更新が止まっていて、
新しい黒点群の番号が分かりません。

北東(左上)の4191黒点群でC9.1の小規模フレア、
南東の端(左下)でM1.9の中規模フレアが発生しています。
これらの領域では、この後もフレアが発生しそうです。
注目して下さい。



SDO衛星による太陽の可視光写真。SOHO衛星のWebページより取得しました。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。