宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 8/21 13:16 更新 高速の太陽風が続いていますが、速度は500km/秒へ下がっています。 担当 篠原 太陽風は、昨夜までは600km/秒の状態が続きましたが、 その後はゆっくりと低下して、今日の午前中に550km/秒に下がり、 そこから一段下がって、現在は500km/秒です。 高速の状態は続いていますが、この後はどうなるでしょうか。 磁場強度は、4nTと平均的な状態です。 太陽風磁場の南北成分は、時々南向きに変化するくらいです。 AE指数は500nT程度の中規模の変化が時々発生していて、 磁気圏はやや活動的です。 SDO衛星AIA193では、 西側(右側)のコロナホールはほとんど見えなくなっています。 影響はどこまで続くでしょうか。 一方、北東側(左上)に次のコロナホールが見えています。 広がりは大きくはありませんが、 5〜6日後くらいに影響がやって来る可能性があります。 太陽は、昨日の昼、20日13時(世界時20日4時)頃に、 南東の端(左下)でプロミネンス噴出が発生しました。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 規模の大きい見事な噴出です。 これにより、CME(コロナ質量放出)が 太陽の左下に飛び出しています。 SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を掲載します。 横向きの噴出なので、地球への影響はありません。 また、太陽の北東の端に現れた4191黒点群で、 C2.8、C3.2などの小規模フレアが発生しています。 この後も活動は続くでしょうか。 注目して下さい。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() 太陽の左下へ広がるCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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