宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 8/23 14:58 更新 太陽風は高速の状態が続いています。M1.7の中規模フレアが発生しました。 担当 篠原 太陽風の速度は、500km/秒付近で推移しています。 高速の状態は続いています。 磁場強度は、3〜4nTとやや弱くなっています。 太陽風磁場の南北成分は、 グラフの前半は北寄り、後半は小さい南寄りになっています。 AE指数は、グラフの後半で小規模の変化が発生しています。 27日周期の図を見ると、 前周期の高速風は、ちょうど27日前の7月27日で終わっています。 今回もそろそろ終わりになるかもしれません。 SDO衛星AIA193では、 北半球の中心付近にコロナホールが見えています。 3日後くらいからこの領域の影響が到来しそうです。 今日未明、23日3時(世界時22日18時)に、 南東の端(左下)でM1.7の中規模フレアが発生しました。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 この後、活動的な領域が現れるでしょうか。 このフレアに伴って、 CME(コロナ質量放出)が太陽の左下に広がっています。 GOES衛星CCOR-1の動画を掲載します。 横向きの噴出なので、地球への影響はありません。 この動画の最後に、新月を迎えた月が見えています。 ![]() 南東の端で発生した、M1.7の中規模フレア。 (c) GOES衛星SUVI 131 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() 太陽の左下へ広がるCME。動画の最後に新月が見えています。 (c) GOES衛星CCOR-1 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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