宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 7/12 08:25 更新 太陽風の速度が少し上がり、平均的な速さになっています。 担当 篠原 SOHO衛星LASCO C3で、 右下側から太陽に接近する小さい彗星が見えています。 この後、LASCO C2でも見えそうです。 太陽風の速度は、昨日の昼、11日14時(世界時11日5時)頃に 350km/秒から400km/秒へ上がり、 その後もゆっくりと高まって、現在は450km/秒です。 速さとしては平均的な状態です。 磁場強度は、10〜13nTと強まった状態で推移しています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真の南側に広がっている コロナホールの影響が始まった様です。 コロナホールは、中心線付近から南東側(左下)にかけて 大きく広がっています。 影響はこれからより強まる可能性があります。 引き続き太陽風速度の変化に注目して下さい。 太陽風磁場の南北成分は、 -5nT程度の南向きの変化が度々発生しています。 磁気圏の活動はある程度高まっていて、 AE指数は、500nT前後の中規模の変化が発生している様です。 今後、速度が更に高まると、 磁気圏活動の規模もより大きくなる可能性があります。 太陽は、南東の端の領域で、 C5.2、C3.5、C8.0など、小規模フレアの発生が続いています。 活動の規模が大きくなる様であれば注目して下さい。
(c) SOHO衛星LASCO C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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