宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)
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2025/ 7/ 9 12:28 更新 高速の太陽風が続いています。太陽は穏やかな状態です。 担当 篠原 太陽風は高速の風が続いています。 速度は、500km/秒から550km/秒へゆっくり上がり、 その後500km/秒に戻っています。 磁場強度は、8nTから4nTへ下がり、 平均的な状態に戻っています。 磁場の南北成分は、南を向いたり北を向いたり、 細かく変化しています。 AE指数の変化を見ると、 磁気圏では小規模の変化が度々発生しているようです。 SDO衛星AIA193では、 南半球のコロナホールが太陽の中心線に達しています。 3日後くらいからこの領域の影響が始まりそうです。 太陽は、昨日M2.4の中規模フレアを起こしたと思われる黒点群が 北東の端(左上)に現れています。 その後は、C1〜2の小さいフレアを起こした程度です。 太陽は穏やかな状態です。  SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA)  SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA)  ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ：NOAA/SWPC、作図：宇宙天気ニュース  AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC   27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図：宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ：NOAA/SWPC、作図：宇宙天気ニュース  | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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