宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 1/10 12:44 更新 太陽風は平均的な速度です。磁場が南寄りになって、磁気圏の活動が強まりました。 担当 篠原 太陽風は、400km/秒と平均的な速度が続いています。 磁場強度は、5nTから10nTへ次第に強まり、 グラフの最後で7nTに少し下がっています。 磁場の南北成分は、グラフの前半と後半に -7nT程度の南向きの変化が発生しています。 これにより、磁気圏の活動も一時的に高まり、 AE指数は700nTに達する中規模の変化が発生しています。 AE指数の最後のところでは、 太陽風の後半の磁場南向きに対応する変化が見え始めています。 この後、もう少し大きい変化になるかもしれません。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 コロナホールは小さい領域が見えている程度です。 この後の太陽風は、基本的には穏やかに推移しそうです。 太陽は、北西側(右上)に進んだ3947黒点群で C5.0、C4.8の小規模フレアが発生しています。 全体としては、フレアは少なくなっています。 また、GOES衛星SUVI 195を見ると、 9日19時(世界時9日10時)頃に、 太陽の中心部の北側でコロナの弱い噴出が発生している様です。 発生箇所が中心に近いので、 3日後くらいに太陽風磁場の強まりがやって来るかもしれません。 太陽の中心部北側でコロナの弱い噴出が起きている様です。 (c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 10日9時半(世界時10日0時半)に鹿児島で撮影した太陽 (c) 宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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