宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 1/ 8 12:28 更新 太陽風は高速の風が続いています。フレアは少なくなっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、7日13時(世界時7日4時)に 600km/秒に再び高まりました。 しかし、4時間程経ったところで低下が始まり、 今日に入る頃には500km/秒に下がって、現在もこの速度です。 高速の状態は続いています。 太陽風の磁場強度は、6nT前後で推移しています。 南北成分は南寄りで変化していて、 磁気圏の活動はある程度高まった状態が続いています。 AE指数は、300〜1000nTと小規模から中規模の変化が 繰り返し発生しています。 GOES衛星SUVI 195の太陽コロナ写真では、 コロナホールはほとんど見えなくなっています。 太陽風は次第に穏やかになりそうです。 太陽は、フレアの発生が少なくなり、 X線グラフは変化が見られなくなっています。 グラフの最後に、今朝、8日7時半(世界時7日22時半)の M1.1中規模フレアが発生しています。 GOES衛星SUVI 131の動画を見ると、 太陽の南西の端(右下)で起きています。 また、時間としてはこれよりも前になりますが、 昨夕、7日16時(世界時7日7時)頃から、 太陽の上側へ向かって広がるCME(コロナ質量放出)が発生しています。 SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を掲載します。 太陽の向こう側で起きた現象です。 (c) GOES衛星SUVI 131 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の上側へ広がるCME。向こう側で発生した現象です。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) GOES衛星SUVI 195による太陽コロナの様子。 (c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA) 8日10時半(世界時8日1時半)に鹿児島で撮影した太陽。 (c) 宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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