宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:02)
今日、C5.0の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/20 10:03 C5.0
06:34 C2.5
04:37 C4.0
6/19 16:11 C2.0
15:39 C2.2
11:39 C2.0
05:56 C4.9
6/18 22:23 C1.8
20:30 C1.8
09:04 C2.1
03:21 C3.3

黒点  6/20 (NOAA)
磁場 フレア
3030 17 β C2
3031 4 β C5
3032 2 α ---
3034 1 α ---
3035 7 β C2
3037 2 β C3
3038 17 βγ C5

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 537 +2.9
-2 h 550 +0.1
-4 h 544 -0.1
-6 h 567 +1.1
-8 h 573 +1.5
-10 h 578 -1.5
-12 h 573 -1.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -5 -/ -
-2 h -6 -/ -
-4 h -5 -/ -
-6 h -2 -/ -
-8 h -6 -/ -
-10 h -12 -/ -
-12 h -13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 4x10^3
6/20 0.5 6x10^3
6/19 0.5 3x10^3
6/18 0.6 3x10^3
6/17 0.8 1x10^3
6/16 1.1 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 6/15 14:10 CMEによる太陽風の乱れが到来したかもしれません。太陽風は高速に戻っています。
2022/ 6/16 12:20 太陽風磁場が南向きに振れて、磁気圏の活動が強まりました。高速風は続いています。
2022/ 6/17 12:21 高速の太陽風が続いています。磁気圏もある程度活動的です。
2022/ 6/18 12:52 太陽風の速度は600km/秒に高まっています。
2022/ 6/19 10:05 600km/秒の高速太陽風が続いています。太陽は比較的穏やかです。
最新のニュース

2022/ 6/20 13:02 更新
太陽風は高速ですが、速度は下がり始めています。

担当 篠原

太陽風は、昨夜遅くから速度が下がり始め、
600km/秒だった速度は、現在は540km/秒まで下がっています。
高速の状態は続いていますが、
高速太陽風は終わりに近付いているのかもしれません。

太陽風の磁場強度は、
グラフの後半で5nTから7nTへ少し上がっています。
南北成分は、0nT付近で小さく変化する程度です。
速度が高まっていたので、
AE指数は500nTに達するくらいの小規模の変化が発生しています。

現在は速度が下がってきたので、
磁気圏の変化は次第に小さくなりそうです。


太陽は、中心部北側の3038黒点群が大きくなっています。
昨日からの変化を、SDO衛星の可視光写真の動画で紹介します。

黒点が大きくなるとともに、フレアも発生するようになり、
昨夕から今朝にかけて、
C2.0、C4.0、C2.5の小規模フレアが発生しています。

X線グラフでは、
最後にC5.0の小規模フレアが発生していますが、
これは、太陽の北西(右上)の3030黒点群で発生しています。

この後、3038群はどのような活動を見せるでしょうか。



3038黒点群の1日間の変化。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。