宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 5/11 13:24 更新 太陽風の速度は、一旦高まって、平均的な速度に下がっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の夕方に500km/秒まで高まりました。 今日に入ると下がり始めて、 現在は400km/秒と平均的な速さに戻っています。 今回の太陽風速度の高まりは、小さい変化で終わっています。 太陽風磁場の南北成分は、 グラフの中盤までは0nT付近で小さく、 後半で南向きの変化が少し強まっています。 AE指数の変化もこれに対応して、 変化が小さい時間がしばらく続き、 最後に600nTの中規模の変化が発生しています。 太陽風の速度は平均的な値に戻っているので、 磁気圏活動の強まりはこの程度でしょう。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 太陽の中心部にコロナホールは見えていません。 この後の太陽風は穏やかに推移しそうです。 太陽は、北西の端(右上)に達した4079黒点群で、 C5.5の小規模フレアが発生しています。 4079群は、この後太陽の向こう側に進みます。 残った領域では活動は特に見られず、 この後、太陽は穏やかな状態が続きそうです。
(c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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