宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 5/10 12:59 更新 太陽風は平均的な状態です。磁場が南向きに強まって、磁気圏の活動が強まりました。 担当 篠原 太陽風の速度は、450km/秒と平均的な値が続き、 グラフの最後で480km/秒に少し上がっています。 磁場強度は、6nTから9nTに少し上がって、 最後で4nTに下がっています。 概ね平均的な状態が続いています。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールが南西側(右下)に進んでいますが、 目立つ程の変化は来ていません。 太陽風磁場の南北成分は、 グラフの中盤で半日ほど、 南向きに強まる状態が続きました。 この影響で磁気圏の活動が強まり、 AE指数では500nTの変化が続き、 一時的に1300nTの大きい変化も発生しています。 現在は磁場の南向きの変化は小さくなっていて、 磁気圏の活動は規模が小さくなっています。 太陽は穏やかな状態です。 北西の端(右上)に近付いた4079黒点群で、 C4.9、C3.1の小規模フレアが発生した程度です。 この領域が西の端に沈むと、 太陽はより穏やかになりそうです。 ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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