宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:15)
今日、C6.0の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/27 07:18 C3.9
06:43 C4.1
05:48 C4.1
04:40 C6.0
01:38 C4.4
00:38 C2.7
12/26 22:33 C3.3
21:18 C3.6
19:07 C4.0
18:45 C2.8
17:08 C2.8
15:15 C2.5
14:24 C2.4
10:24 C2.4
08:46 C2.5
06:51 C2.2
03:32 C2.8
12/25 15:54 C7.8
15:09 C2.3
09:31 C3.6
08:43 C2.7

黒点 12/26 (NOAA)
磁場 フレア
3168 1 α ---
3169 30 βγ C8
3171 8 β C3
3172 4 β ---
3173 2 α ---
3175 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
06:26 498 +4.9
-2 h 527 +6.9
-4 h 512 +3.0
-6 h 538 -6.8
-8 h 567 -9.3
-10 h 583 -8.6
-12 h - -

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
07:30 -40 -/ -
-2 h -39 -/ -
-4 h -43 -/ -
-6 h -50 -/ -
-8 h -44 -/ -
-10 h -28 -/ -
-12 h -1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 7x10^2
12/27 0.5 2x10^3
12/26 0.5 5x10^3
12/25 0.5 7x10^3
12/24 0.6 1x10^3
12/23 0.5 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/12/22 12:25 太陽風は平均的な状態です。Cフレアが続いています。
2022/12/23 12:06 太陽風は高速になり、磁気圏の活動も強まっています。
2022/12/24 14:15 太陽風はより高速になっています。磁気圏も活動的です。
2022/12/25 08:43 高速の太陽風が続き、磁気圏も活動的です。
2022/12/26 08:53 太陽風の速度は少し下がり、やや高速になっている様です。
最新のニュース

2022/12/27 08:15 更新
太陽風速度が高まり、磁場が南向きに変化して磁気圏の活動が活発になりました。

担当 篠原

昨日の午後から太陽風の速度は600km/秒へ高まり、
夕方以降はゆっくり下がっていますが、
現在も500km/秒と高速の状態が続いています。
磁場強度も10nT近くに強まり、
現在は8nTとやや強まった状態です。

磁場の南北成分は、
グラフの中盤で-10nTの強い南向きが8時間程続き、
磁気圏の活動が激しくなりました。
AE指数は1000nTから1500nTに達する大きい変化が
6時間程発生しています。
極域では活発なオーロラが見られたのではないでしょうか。

今日に入る頃から太陽風の磁場は北向きに変わり、
磁気圏は穏やかになっています。
AE指数のグラフは、最後は変化がなくなっています。

高速の太陽風は、この後どの様に推移するでしょうか。


昨日紹介したプロミネンス噴出による
CME(コロナ質量放出)の様子を、
SOHO衛星LASCO C2、C3の動画で紹介します。
太陽の左下に向かってコロナのガスが激しく飛び出しています。
地球に対して横向きなので影響はありません。

太陽では、北東(左上)に現れた新しい領域が活発で
(3176黒点群と番号が付けられている様です)、
Cクラスの小規模フレアを次々と起こしています。
最大のフレアは、
今朝、27日4時半(世界時26日19時半)のC6.0で、
その他にC4、C3などのフレアも起こしています。
この後の活動に注目して下さい。



昨日紹介したプロミネンス噴出によるCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC



27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。