宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:43)
昨日、C4.0の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/25 --- ---
12/24 22:48 C1.9
17:03 C2.2
13:07 C4.0
12/23 23:30 C6.6
19:45 C2.3
13:26 C2.0
10:13 C1.9

黒点 12/24 (NOAA)
磁場 フレア
3168 1 α ---
3169 9 β C4
3170 3 β C2
3171 7 β C7
3172 3 β ---
3173 4 β ---
3174 3 α C1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:34 556 +2.4
-2 h 589 +3.2
-4 h 538 +4.1
-6 h 555 -4.7
-8 h 561 -3.1
-10 h 561 -2.3
-12 h 556 +0.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
08:30 -36 -/ -
-2 h -34 -/ -
-4 h -36 -/ -
-6 h -27 -/ -
-8 h -21 -/ -
-10 h -11 -/ -
-12 h -18 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 4x10^3
12/25 0.5 7x10^3
12/24 0.6 1x10^3
12/23 0.5 1x10^2
12/22 0.6 1x10^2
12/21 0.5 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/12/20 13:03 太陽風は低速の風が続いています。Cフレアの発生が続いています。
2022/12/21 13:57 太陽風は平均的な速さに戻っています。M1.1の中規模フレアが発生しました。
2022/12/22 12:25 太陽風は平均的な状態です。Cフレアが続いています。
2022/12/23 12:06 太陽風は高速になり、磁気圏の活動も強まっています。
2022/12/24 14:15 太陽風はより高速になっています。磁気圏も活動的です。
最新のニュース

2022/12/25 08:43 更新
高速の太陽風が続き、磁気圏も活動的です。

担当 篠原

太陽風は、速度のグラフが少し見にくくなっていますが、
550km/秒前後の高速の状態がつづいている様です。
磁場強度は10nTから5nTへゆっくり下がり、
平均的な状態に戻っています。

磁場の南北成分は、南北にゆっくり変化しています。
-5nT程度の南向きが度々発生し、
速度が高まっていることと重なって、
磁気圏の活動は活発になっています。
AE指数は500〜1000nTの中規模の変化が繰り返し発生しています。

現在は磁場強度が下がって来たため、
今後は南向きの変化も小幅になりそうです。
磁気圏活動の規模はこれまでより小さくなりそうです。

27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風は、
11月28日頃から600km/秒台に高まっています。
今回もこの速度まで高まるでしょうか。
この後の変化に注目して下さい。


昨日紹介したプロミネンス噴出による
CME(コロナ質量放出)の様子を、
SOHO衛星LASCO C2、C3の動画で紹介します。
左上に飛び出していて、地球への影響はなさそうです。
青い写真のC3では、
左上から右下に向かって夏の天の川が写っています。

太陽では、中心部北西側(右上)の3169群が活発で、
C4.0の小規模フレアや
C1〜2の小規模フレアが数回発生しています。




学校の用事で、これから仙台へ出張します。
冬の東北は初めてなので、雪と寒さが心配です。




太陽の左上に噴出するCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC



27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。