宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:16)
今日、C3.8の小規模フレアが発生しました。
また、M1.2の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/19 12:35 C2.5
11:18 C2.5
04:54 C3.2
01:39 C3.8
12/18 23:08 C4.7
18:59 C5.8
18:37 C2.4
13:46 C3.0
10:16 C5.4
06:46 C3.2
04:41 M1.0
02:29 C5.0
12/17 17:49 C3.0
13:28 C2.5
10:20 C4.8
09:52 C8.7
08:31 C7.9
08:09 C5.4
07:12 C4.9
05:50 C8.9
05:00 C3.7
04:02 C9.0
03:03 C4.3
01:35 C7.0
00:34 M1.2

黒点 12/19 (NOAA)
磁場 フレア
3160 1 α C2
3162 4 β C6
3163 15 β ---
3166 10 β C3
3167 4 β C3
3168 1 α ---
3169 7 β M1
3170 6 β C5

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:04 315 -7.5
-2 h 334 -4.8
-4 h 320 -3.5
-6 h 321 -3.8
-8 h 284 -4.0
-10 h 293 -2.2
-12 h 291 -1.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 8 -/ -
-2 h 4 -/ -
-4 h -4 -/ -
-6 h 7 -/ -
-8 h 7 -/ -
-10 h 8 -/ -
-12 h 11 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 3x10^1
12/19 0.5 2x10^2
12/18 0.6 3x10^2
12/17 0.6 2x10^2
12/16 0.6 3x10^2
12/15 0.6 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/12/14 13:51 太陽風は平均的な速度になりました。C5.9の小規模フレアが発生しました。
2022/12/15 12:42 Mクラスフレアが13回発生しています。太陽風は低速になっています。
2022/12/16 13:48 Mフレアの発生が続いています。太陽風は低速の状態です。
2022/12/17 13:04 太陽ではMフレアが続きましたが、現在は活動が少し落ち着いています。
2022/12/18 13:27 太陽風は低速の状態が続いています。太陽の北東の端でM1.0フレアが発生しました。
最新のニュース

2022/12/19 13:16 更新
太陽風は低速の状態が続いています。Cフレアが発生しています。

担当 篠原

太陽風は、280km/秒とかなり低速になっていましたが、
グラフの後半で少し上がって、320km/秒程度になっています。
低速の状態は続いています。

磁場強度は、5nTからゆっくりと強まり、
10nTに強まったところで、
急に15nT近くへ強まる変化が発生しています。
同時に密度や速度も小さい変化が発生していて、
CME(コロナ質量放出)による
弱い乱れがやって来たのかもしれません。

磁場の南北成分は、グラフの後半で南向きに強まっています。
AE指数はデータの数が少ないためはっきり分かりませんが、
磁気圏では小規模の乱れが発生している様です。


太陽は、北東(左上)の3169黒点群で,
C3.0、C4.7、C3.8などの小規模フレアが発生しています。
今のところ、活動が強まる様子はありません。

また、南西の端(右下)の3162群でも、
C5.8、C3.2などの小規模フレアが発生しています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。