宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:51)
今日、C5.9の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/14 13:01 C5.9
08:15 C3.0
04:10 C1.9
12/13 00:01 C3.0
12/12 18:22 C2.1
09:09 C3.4
03:36 C1.7

黒点 12/14 (NOAA)
磁場 フレア
3153 7 β C3
3156 6 β C3
3157 6 β ---
3160 1 α ---
3162 1 α ---
3163 14 β ---
3164 2 β ---
3165 12 β ---
3166 1 α C3
3167 9 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:45 382 -1.1
-2 h 367 -0.9
-4 h 390 -0.3
-6 h 399 +0.4
-8 h 403 -0.8
-10 h 411 -0.1
-12 h 408 -0.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 4 -/ -
-2 h 5 -/ -
-4 h -2 -/ -
-6 h -3 -/ -
-8 h -1 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h -2 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 2x10^2
12/14 0.6 4x10^2
12/13 0.5 4x10^2
12/12 0.6 2x10^2
12/11 0.5 2x10^2
12/10 0.5 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/12/ 9 16:17 太陽風は高速風になっています。磁気圏は穏やかです。
2022/12/10 09:51 Cクラスのフレアが頻繁に発生しています。高速の太陽風が続いています。
2022/12/11 10:13 太陽でCフレアが続いています。太陽風はやや高速程度に下がっています。
2022/12/12 13:20 太陽風は平均的な状態に戻りかけています。太陽は穏やかになっています。
2022/12/13 12:49 太陽風はやや高速で推移しています。太陽は穏やかです。
最新のニュース

2022/12/14 13:51 更新
太陽風は平均的な速度になりました。C5.9の小規模フレアが発生しました。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日の午後に400km/秒へ下がり、
平均的な状態に戻っています。
磁場強度も5nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、
グラフの途中から0nT付近で小さくなっています。
磁気圏は穏やかで、
AE指数はほとんど変化のない状態です。

SDO衛星AIA193では、
南東側(左下)にコロナホールが見えていて、
先頭(右端)が太陽の中心線に近付いています。
この領域は27日前よりも広がりが小さくなっています。

前回は太陽風速度の高まりは特に見られなかったのですが、
今回も太陽風は穏やかな状態が続くのでしょうか。


太陽は、南西の端(右下)に達した3153黒点群で
フレアが発生するようになり、
昨夕以降、C1〜2の小規模フレアが繰り返し発生していました。
そして、X線グラフの最後で、
C5.9の小規模フレアが発生しています。

SDO衛星AIA131の動画を掲載します。
この後、地球から見えなくなります。



南西の端の3153群で発生したC5.9の小規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。