宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/12/12 13:20 更新 太陽風は平均的な状態に戻りかけています。太陽は穏やかになっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、グラフがやや見にくくなっていますが、 470km/秒とやや高速の状態から、 後半では450km/秒に少し下がり、 平均的な速さに戻りつつある様です。 磁場強度は、6nTと平均的な値で安定しています。 磁場の南北成分は、南北にゆっくりと変化しています。 このため、南向きになった時間帯に磁気圏の活動もやや強まり、 AE指数では500nTを超える程度の変化が発生しています。 SDO衛星AIA193では、 南東の端(左下)からコロナホールが見え始めています。 この領域は、前周期は太陽風速度への影響は小さかったのですが、 今回はどうなるでしょうか。 太陽は、南半球に黒点が増えていて、 黒点群が6個になっています。 フレアの発生は少なくなっていて、 今朝、12日10時(世界時12日1時)に 3156群で発生したC3.2が最大で、 その他はC1〜2の小さい小規模フレアが起きている程度です。
(c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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