宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:17)
昨日、C8.6の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/28 --- ---
7/27 19:48 C3.6
00:15 C8.6
7/26 --- ---

黒点  7/28 (NOAA)
磁場 フレア
3062 2 α ---
3065 3 β ---
3066 4 β ---
3067 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:04 420 +1.2
-2 h 409 +1.4
-4 h 411 -0.0
-6 h 400 -0.3
-8 h 407 -1.0
-10 h 426 +0.1
-12 h 421 +0.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 13 -/ -
-2 h 7 -/ -
-4 h -2 -/ -
-6 h -1 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 1 -/ -
-12 h -2 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 2x10^3
7/28 0.5 5x10^3
7/27 0.5 3x10^3
7/26 0.5 3x10^3
7/25 0.5 3x10^3
7/24 0.5 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
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X線3日1日 (GOES)
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SUVI131 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 7/23 13:01 CMEによる太陽風の乱れが到来しました。太陽風は高速の状態です。
2022/ 7/24 12:08 太陽の向こう側でCMEが発生しました。太陽風の乱れは落ち着いています。
2022/ 7/25 13:40 太陽風はやや高速で、太陽風は穏やかになりそうです。
2022/ 7/26 12:45 太陽風は平均的な速度になっています。太陽は穏やかです。
2022/ 7/27 13:11 太陽風は平均的な速度が続いています。C8.5の小規模フレアが発生しました。
最新のニュース

2022/ 7/28 13:17 更新
太陽風は平均的な速度です。太陽も穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、470km/秒から400km/秒へ下がり、
平均的な状態です。
磁場強度は、5nTから8nTへ少し強まっていますが、
変化としては小幅です。

磁場の南北成分は、ゆっくりと南北に変化しています。
磁気圏の活動は少し高まっている様ですが、
南向きの変化は小さく、速度も特に高まっていないので、
AE指数は、小規模の変化が発生する程度です。

SDO衛星AIA193では、
南東(左下)にコロナホールの暗い広がりが見えています。
緯度が高めですが、地球への影響はどうなるでしょうか。


太陽は、南東の端の黒点で、
C3.5の小規模フレアが発生していますが、
X線グラフは変化が少ない状態です。

SDO衛星AIA193によると、
今日未明、28日2時(世界時27日17時)頃に、
太陽の南側でフィラメント噴出が発生した様です。
これにより、弱いCME(コロナ質量放出)が発生してるかもしれません。
緯度が高めですが、太陽の中心線付近で発生しているので、
弱い影響がやって来るかもしれません。




太陽の南側で発生したフィラメント噴出。SDO衛星AIA193。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。