宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:40)
昨日、C3.6の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/25 --- ---
7/24 19:14 C1.8
15:26 C2.6
07:21 C3.6
04:36 C1.6
02:51 C1.9
00:04 C1.8
7/23 --- ---

黒点  7/25 (NOAA)
磁場 フレア
3059 1 α ---
3060 5 β ---
3062 1 α ---
3063 3 α C2
3064 4 β C2
3065 6 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:34 480 +0.8
-2 h 500 -0.6
-4 h 484 -1.5
-6 h 494 -0.2
-8 h 495 +0.4
-10 h 502 -0.8
-12 h 510 -0.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -5 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h -4 -/ -
-6 h -8 -/ -
-8 h -9 -/ -
-10 h -17 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 1x10^3
7/25 0.5 3x10^3
7/24 0.5 1x10^3
7/23 0.5 2x10^3
7/22 0.5 4x10^3
7/21 0.5 5x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 7/20 14:40 太陽風磁場の南向きの強まりが続き、磁気圏の活動が高まりました。現在は穏やかです。
2022/ 7/21 12:51 太陽風磁場の強まりは終わり、太陽風は低速になっています。
2022/ 7/22 13:02 CMEによる太陽風の乱れが到来しそうです。太陽風は平均的な速度です。
2022/ 7/23 13:01 CMEによる太陽風の乱れが到来しました。太陽風は高速の状態です。
2022/ 7/24 12:08 太陽の向こう側でCMEが発生しました。太陽風の乱れは落ち着いています。
最新のニュース

2022/ 7/25 13:40 更新
太陽風はやや高速で、太陽風は穏やかになりそうです。

担当 篠原

太陽風は、540km/秒から480km/秒へゆっくりと速度が下がり、
やや高速の状態です。
磁場強度は、5nTと平均的な状態が続いています。

磁場の南北成分は、弱い南寄りです。
磁気圏では時々活動が高まって、
AE指数は、300〜500nTの小規模の変化が数回発生しています。

SDO衛星AIA193では、
西側(右側)のコロナホールはほとんど見えなくなっています。
一方、中心部に目立つコロナホールはなく、
太陽風はこの後、穏やかな状態になりそうです。


太陽の可視光写真は、黒点が西側に偏って、
東側が寂しくなっています。

24日15時半(世界時24日6時半)に、
北西の端(右上)の向こう側でC2.6の小規模フレアが発生しました。
ほぼ同時刻に南西の端(右下)の向こう側でもフレアが発生した様で、
SDO衛星AIA131で、コロナのガスが噴き上がる様子が見えています。
C2.6を記録したのは北西側ですが、
南西の現象の方が目立つので、こちらの拡大写真の動画を掲載します。
太陽全体の画像の時に、右上のC2.6の輝きも小さく見えています。

SDO衛星AIA131、193どちらも、
太陽の左側に明るい領域がほとんど見られず、静かな状態です。



太陽の南西の端の向こう側の現象。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。