宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:40)
今日、C3.5の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/23 08:18 C3.5
01:18 C3.3
6/22 17:15 C2.7
14:01 C2.9
03:58 C2.7
01:03 C5.6
6/21 11:35 C2.5
01:04 C4.5
00:20 C4.4

黒点  6/23 (NOAA)
磁場 フレア
3032 1 α ---
3034 1 α C2
3035 4 β ---
3038 21 βγ C4
3040 3 β C3

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:34 408 -2.3
-2 h 408 -1.2
-4 h 505 -2.8
-6 h 471 -1.3
-8 h 474 -2.6
-10 h 481 +0.1
-12 h 474 +0.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -12 -/ -
-2 h -18 -/ -
-4 h -9 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -11 -/ -
-10 h -13 -/ -
-12 h -21 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 2x10^3
6/23 0.5 6x10^3
6/22 0.6 6x10^3
6/21 0.5 6x10^3
6/20 0.5 6x10^3
6/19 0.5 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 6/18 12:52 太陽風の速度は600km/秒に高まっています。
2022/ 6/19 10:05 600km/秒の高速太陽風が続いています。太陽は比較的穏やかです。
2022/ 6/20 13:02 太陽風は高速ですが、速度は下がり始めています。
2022/ 6/21 13:39 太陽風の速度はやや高速程度に下がっています。
2022/ 6/22 14:20 太陽風の速度は再び550km/秒へ高まりました。現在はやや高速です。
最新のニュース

2022/ 6/23 12:40 更新
太陽風は平均的な速度に下がりました。

担当 篠原

太陽風は、今朝まで470km/秒とやや高速の状態が続きましたが、
その後低下して、現在は400km/秒と平均的な速さに戻っています。
6月12日に始まった速度の高まりは、11日近く続きました。

太陽風の磁場強度は、7nTとやや強い状態です。
南北成分は、弱い南寄りになっています。
磁気圏では弱い活動が起きている様で、
AE指数は、グラフが太くなっていますが、
上乗せするように小規模の変化が見えています。

SDO衛星は、データセンターのある地域が停電とのことで、
最新データが取得できません。
代わりに、GOES衛星SUVI 195を掲載します。
北半球側と南半球側それぞれにコロナホールが見えています。
明日か明後日くらいから、この領域の影響で
太陽風が再び強まるかもしれません。


太陽では、中心部北西(右上)の3038群と、
南東(左下)の3040群で、
C1〜3と小さめの小規模フレアが14回ほど発生しています。

X線グラフでは、終わりの方で変化が少なくなっているので、
活動は落ち着きつつあるのかもしれません。
この後、どの様な変化になるでしょうか。




GOES衛星SUVI 195カメラによる太陽コロナの様子。
(c) GOES (NOAA)


DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。