宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:57)
今日、M9.5の中規模フレアが発生しました。
また、M3.7の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/ 1 08:26 M9.5
01:14 M1.3
4/30 23:55 M1.2
09:48 M1.6
04:17 C8.5
4/29 22:22 C2.8
16:27 C3.4
15:26 C3.0
09:35 M3.7
07:54 C7.7
05:06 C8.3
00:53 C6.3
00:19 C3.5

黒点  5/ 1 (NOAA)
磁場 フレア
3654 20 βδ M4
3655 1 α ---
3661 1 α C3
3662 6 β ---
3663 7 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:45 394 +9.5
-2 h 408 -1.8
-4 h 406 -3.9
-6 h 412 -6.4
-8 h 392 -0.5
-10 h 407 -5.6
-12 h 390 -1.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -36 -/ -
-2 h -33 -/ -
-4 h -24 -/ -
-6 h -11 -/ -
-8 h -15 -/ -
-10 h 7 -/ -
-12 h 30 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 8x10^1
5/ 1 0.3 6x10^2
4/30 0.4 8x10^2
4/29 0.4 4x10^2
4/28 0.3 2x10^2
4/27 0.3 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 4/26 15:38 太陽は穏やかになっています。太陽風は低速です。
2024/ 4/27 13:26 太陽風磁場の南向きが続き、磁気圏の活動が続きました。
2024/ 4/28 11:11 太陽風は平均的な状態に戻っています。
2024/ 4/29 14:39 M3.7の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2024/ 4/30 13:56 太陽風は平均的な速度です。磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2024/ 5/ 1 11:57 更新
M9.5の中規模フレアが発生しました。太陽風磁場が南向きに強まりました。

担当 篠原

太陽で、西の端(右端)に近付いた3654黒点群の活動が続いています。
今日未明、1日0時(世界時4月30日15時)にM1.2、
1日1時(世界時4月30日16時)にM1.3と中規模フレアを起こし、
今朝、1日8時半(世界時4月30日23時半)には、
M9.5とXクラス寸前のフレアを起こしています。

SDO衛星AIA131による、
これらの中規模フレアの動画を掲載します。

太陽の他の領域では、
北東(左上)の3961群で小さいCクラスのフレアが発生しています。


太陽風は、速度は400km/秒前後と
平均的な状態が続いていますが、
磁場強度は、2nTと弱い状態から、
5nT、10nT、12nTと段階的な強まりが到来しています。
小規模のCME(コロナ質量放出)による乱れが
到来しているのかもしれません。

グラフの中盤から磁場の南北成分が南向きに強まり、
-5nT〜 -10nTの変化が今朝まで続いています。
このため、磁気圏の活動も高まって、
AE指数では、1000nTに達する大きい変化が発生しています。

現在の太陽風は、磁場は北向きに切り替わっています。
この傾向が続くと磁気圏の活動は静かになるでしょう。
太陽風磁場の強まりがどこまで続くか、
この後も注目してください。



3654黒点群で発生した、M1.2、M1.3、M9.5の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。