宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:19)
今日、M4.2の中規模フレアが発生しました。
また、M1.4の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/ 1 10:24 C3.0
09:22 C9.1
06:41 M4.2
05:40 C6.8
04:42 C9.6
01:36 C3.5
01:11 C3.0
5/31 23:49 C2.8
22:29 C4.8
21:22 M1.0
19:53 C5.4
17:18 C6.1
16:37 C4.6
15:03 C5.7
14:16 C5.7
13:43 M1.0
13:28 M1.3
12:41 C3.8
11:03 C7.5
09:52 C4.3
07:32 C3.7
01:26 C6.0
5/30 23:34 C3.4
22:34 M1.4
19:15 M1.3
16:57 M1.2
09:13 C4.5
08:28 C2.0
03:14 C6.5

黒点  6/ 1 (NOAA)
磁場 フレア
3313 1 α C9
3315 13 βδ M1
3316 1 α ---
3317 2 β C2
3318 2 β ---
3319 19 βγδ M1
3320 2 β ---
3321 3 α ---
3322 1 β ---
3323 3 β M4

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:14 400 -2.4
-2 h 405 -5.8
-4 h 399 -2.3
-6 h 395 -1.2
-8 h 377 -5.8
-10 h 378 -3.1
-12 h 374 +1.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -9 -/ -
-2 h -9 -/ -
-4 h -24 -/ -
-6 h -11 -/ -
-8 h -9 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 2x10^2
6/ 1 0.4 2x10^3
5/31 0.5 2x10^3
5/30 0.4 9x10^2
5/29 0.4 1x10^3
5/28 0.4 6x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 5/27 12:55 ヒアデス星団が見えています。太陽風は平均的な状態になっています。
2023/ 5/28 13:06 太陽風は平均的な状態です。磁場が南向きになって、磁気圏の活動を少し強めています。
2023/ 5/29 13:35 太陽風は次第に低速になっています。磁気圏は穏やかになっています。
2023/ 5/30 12:01 太陽風はやや低速になり、磁気圏は穏やかな状態です。
2023/ 5/31 17:24 太陽の東端でフレアが発生しています。太陽風は低速です。
最新のニュース

2023/ 6/ 1 12:19 更新
M4.2の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。

担当 篠原

昨日のニュースで注目していた太陽の東端の領域は、
3323黒点群と番号が付けられました。
今朝くらいから活動が強まって、
1日5時(世界時5月31日20時)にC9.6、
1日5時班(世界時5月31日20時班)にC6.8と、
大きめの小規模フレアを起こした後、
1日7時(世界時5月31日22時)にM4.2と
一段規模の大きい中規模フレアを起こしています。

SDO衛星AIA131の動画を掲載します。
可視光写真では、複雑そうな黒点の姿も見えています。
引き続きこの領域の活動に注目してください。


太陽風は、速度が380km/秒から400km/秒へ少し上がり、
平均的な状態に戻っています。
磁場強度は、6〜7nTで安定しています。

磁場の南北成分は、南北にゆっくり変化しています。
AE指数では500nTを少し超える程度の
中規模の変化が発生しています。

SDO衛星AIA193では、
南半球のコロナホールが西側に進んでいます。
これからこの領域の影響で太陽風の速度が高まるかもしれません。
注目してください。



3323黒点群で発生したM4.2の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


3323黒点群の拡大写真。
(c) SDO衛星 (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。