宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:29)
今日、C3.0の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/ 7 11:35 C3.0
01:56 C3.0
2/ 6 20:47 C7.8
2/ 5 19:41 C6.4
12:21 C6.6
00:21 C1.7

黒点  2/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
3207 3 β C2
3209 7 β ---
3210 1 α ---
3211 7 β C8
3212 5 β C2
3213 15 βγ C3
3214 7 β C2
3215 3 β ---
3216 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:25 515 -2.5
-2 h 506 -2.6
-4 h 498 -1.2
-6 h 484 -4.0
-8 h 495 -3.2
-10 h 457 -3.1
-12 h 431 -1.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -20 -/ -
-2 h -5 -/ -
-4 h 3 -/ -
-6 h -6 -/ -
-8 h 5 -/ -
-10 h 1 -/ -
-12 h -7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 1x10^1
2/ 7 0.4 9x10^1
2/ 6 0.5 1x10^2
2/ 5 0.4 1x10^2
2/ 4 0.4 1x10^2
2/ 3 0.5 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
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AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
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STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 2/ 2 12:24 太陽風の小さい乱れが到来しています。96P/マックホルツ彗星の続きをどうぞ。
2023/ 2/ 3 13:01 太陽風は低速になっています。1月の黒点相対数は 143.6 でした。
2023/ 2/ 4 13:56 太陽風は低速です。太陽も穏やかです。
2023/ 2/ 5 12:48 太陽風は平均的な速度になっています。C6.6の小規模フレアが発生しました。
2023/ 2/ 6 14:22 太陽風は平均的な速度で、磁場が強まっています。
最新のニュース

2023/ 2/ 7 13:29 更新
太陽の北東側で黒点が目立っています。太陽風は高速になっています。

担当 篠原

太陽の北東側(左上)で昨日見え始めていた黒点に、
3213群、3214群と番号が付けられています。

どちらも昨日より黒点が大きくなっていますが、
より発達が目立つ3214群の約1日間の変化を
SDO衛星の可視光写真の動画で紹介します。

しかし、フレアについては3213群の方が目立っていて、
C1〜3と規模は小さいですが、
昨夜以降、小規模フレアを7回ほど起こしています。

また、北東の端からは、3215群、3216群も現れていて、
少しにぎやかになっています。

一方、X線グラフで目立っているC7.8の小規模フレアは、
南西(右下)の3211群で発生しました。


太陽風は、今日に入った頃から速度が高まり始め、
現在は、520km/秒と高速の状態に達しています。
磁場強度は、8〜11nTと強まった状態が続いています。

磁場の南北成分は、南北に変化しています。
磁場強度が強まっているため、
-5nTを超える南向きの変化が頻繁に発生しています。
速度が上がってきたため磁気圏の変化もより大きくなり、
AE指数は、グラフの後半では
500〜1000nTの中規模の変化が続くようになっています。

27日周期の図で参照した27日前とは様子が変わっています。
この後、高速風はどの様に推移するでしょうか。
注目してください。



太陽の北東側に現れた3214黒点群のおよそ1日間の発達の様子。
(c) SDO衛星HMII (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。